戦国人物伝
蒲生氏郷 がもう うじさと
戦国史でよく見かける名前だが
深く印象してこなかった

織田信長と豊臣秀吉に仕え
秀吉の天下統一を支えた戦国大名
幼名は鶴千代
信長のもとに人質として送られ
織田家の英才教育を受けて育つ
本能寺の変の後は秀吉に仕え
奥州・会津の守りを任され
徳川家康、伊達正宗、上杉景勝らの
大大名と渡り合った(抜粋)

信長に見出だされ
「智・弁・勇」の三徳を備えた
最高の弟子と評する(加來耕三)
つまり人物的には最高の後継者
信長の娘二女「冬」を嫁にしている

関ヶ原の5年前に没、享年四十
もし、存命していたら
関ヶ原はなかったかも、とか
それほどの力を持っていた

歴史的に俯瞰すると
重要人物でもどんどん削除され
紙面の都合で割愛されてしまう

四国征伐もその伝で
信長以前の三好政権も
少なくとも試験の対象ではない
 続く