空の食器の前でじっと待つネコ
非常にお行儀がよい
最近は勝手口の前で出待ちをしたり
革の椅子で爪研ぎの音を立てたり
アピールしてくることも

さて、逆説の日本史
関ヶ原の敗因は二人のアホ
家康に踊らされた福島正則や
寝返った⁉️小早川秀秋が定説

本作では
石田三成と毛利輝元
初戦で破れた時
小早川秀秋が寝返った時
大谷吉継が破れた時に
三成は大阪城まで生き延びるべき
籠城すれば和議に持ち込め
逆転も可能であった

確かにこの手があったか
押城の大敗、戦下手の三成
三成が切れ者だっただけに
有能な軍師を得られてなかった

西軍の大将であり
五大老の一人なのに
所領安堵、罪を問わずと云われて
一戦も交えずに帰郷
直江兼続が大阪城にあれば
毅然と家康と対峙できたと思う
実に残念

幕末の長州、高杉晋作であっても
主君の先祖を誹謗することは
出来なかった
相手家康の狸親父ぶりを
強調するしか手がなかった

大乱を望んではいない
という消極的な一理のみ

この二人の判断が違っていたら
あれほど短期間では終戦しなかった
わけで
その後の展開は
家康の寿命の間には
決着しなかったのでは
ないだろうか
 続く