第4回インプラントネットワーク研修会 | 庄内余目病院のブログ

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 当院は、山形県の日本海側に位置する324床の病院です。平成3年の開院以来、先進医療ときめ細かい地域老人医療を大きな柱として様々な活動を展開してきました。
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地域のかかりつけ歯科医院と庄内余目病院歯科口腔外科とが協力してインプラント治療を行うための、「第4回庄内インプラントネットワーク研修会」を11月17日(木)に開催しました。

今回は横浜総合病院歯科口腔外科部長の今村栄作先生を講師に招き、庄内・新庄地区から15施設の参加しました。

今村先生は私共と同様に、歯科医院の後方支援を担当する病院で主に口腔外科の診療に従事されています。

また、昨今話題となっているインプラント治療によるトラブルに対して、多くの症例の対応経験から「インプラント併発症」を刊行されています。

CTなど多くの情報を用いて診断・設計し、正確に手術するための技術は進歩し高度化しています。臨床評価が高いインプラントシステムを用い、定期的にメンテナンスを行っていても、ご自分の歯の歯周炎と同様にインプラント周囲の骨も炎症で吸収・消失することがあります。

その対応策について多くの写真を用いて解説いただきました。

 

「歳で髪が薄くなるのは諦めるしかないが、歯は回復できる。インプラント治療は、食の喜びと楽しみを回復し、精神的にも機能的にも若返ることのできる効果の大きな治療法」と頭を指さしながらユーモアたっぷりにコメントされたのが印象的でした。

 

(庄内余目病院 歯科口腔外科部長・清水一)