こんばんは。あらかぶです。
定期試験前になると、学校ワークについて「何とかならないものかな」と感じます。学校が生徒に買わせるワーク教材は、他に比べると非常に安価で助かる部分が多々あるのは承知していますが、あのワークを終わらせることに必死になる余り、それが「試験勉強」になっている生徒さんが多いということを感じます。
結局、頭を使って「つながり」を意識しながら覚えていくことをせずに、答えを覚えてしまう生徒が多くなっているんですね。
私は中学校までは京都府でしたが、その時には学校ワークなんてなかったですね。箇条書きになっているノートを見ながら、「○○は、こういうことで××につながって」なんていつも出来事と出来事の間の流れを思い浮かべながら歴史を覚えたり、空欄の一問一答式のノートを一冊自分で作って・・・なんてこともやっていた気がします。どうやれば上がるか試行錯誤しながらテスト勉強していましたね。時間的には学校ワークの問題演習よりはるかにかかった気もしますが、そうして作った内容ほど後々まで覚えていますね。
今と昔の勉強は違う・・・と言ってしまえばそれで終わりなのかもしれませんが、そのころに比べると明らかに「考える」というプロセスが抜けている気がします。「楽に」勉強できる反面、覚えが悪くなって結局身についていない生徒が増えているような気がしています。
そこをどう指導していくかが家庭教師としての本当の力量なのかもしれませんが・・・ね。