こんにちは。あらかぶです。

「新みやぎ模試」と昨年より始まった「宮城ぜんけん模試」の比較表を載せておきますね。

ただ、ここに載せているのは、ご家庭に関係するもののみです。これを見て、ご家庭が判断されればよいかと思います。

模試名

新みやぎ模試

宮城ぜんけん模試

主催

宮城新教育

進学舎

テスト回数(中1)

3回(8月・1月・3月)

3回(4月・8月・12月)

(中2)

3回(8月・1月・3月)

3回(4月・8月・12月)

(中3)

8回(7月~毎月1回、1月のみ2回)

5回(4・8・11月各1回、1月のみ2回)

受験者数

多い(多い時で1万人前後)

少ない(多い時で1000人前後) 昨年度より開始

受験者層

標準

比較的高い

問題の難易度

難易度がやや高い。問題数はそれほど多くはない。

難易度はそれほど高くないが、問題数が多く、まんべんなく出題。

解答と解説

簡素

丁寧

志望校判定基準

テストの点数のみで判定

内申点+テストの点数で判定 (宮城県に同じ)

志望校判定の数

4校まで可能

4校まで可能

費用

定価3,700円(税込) 本体価格

定価3,800円(+税) 本体価格

受験地

各塾・一般会場(学校など)

各塾のみ

その他

毎回、付録(お役立ち情報)のようなものがある。

3年生の英語と数学には成績結果に基づいた問題演習プリントをダウンロード可能。


それぞれ、どちらに分があるかを考えると、個人的感想では以下の感じです。
①テスト回数・・・新みやぎ模試
②受験者数・・・新みやぎ模試
③受験者層・・・用途によって異なる。上位層は宮城ぜんけん模試、標準は新みやぎ模試
④難易度・・・用途によって異なる。 
             公立受験のプレ的な意味・・・新みやぎ模試  弱点の発見・克服・・・宮城ぜんけん模試
⑤解答・解説・・・宮城ぜんけん模試
⑥志望校判定基準・・・宮城ぜんけん模試
⑦受験地  ・・・新みやぎ模試
⑧その他  ・・・その都度、状況が変わるため、どちらがいいとは言えない。
⑨費用   ・・・新みやぎ模試

 模擬試験には大きく2つの目的があります。
①本番の予行演習的な役割
②弱点分野の発見と補強
 どちらの模擬試験が良いかというわけではなく、私たちがどちらを中心に毎回の模擬試験を位置付けていくかによって変えていく必要があると思います。また、大手の学習塾で勉強をしている生徒と、小さな塾で勉強している生徒とでは受ける模擬試験も変わってきますね。

 たとえば、大手はこれまでの学生から得た膨大な量のデータ(内申点も含む)があると思います。そのデータが大手の強みでもあるので、内申点込みの模擬試験はあまり必要がないということになるでしょう。逆に、そのデータが少ない小さな塾や、家庭教師のような形の場合、または内申が不安なご家庭にとってははっきりと目に見える形で理解できた方が良いかもしれません。

 そういった部分も考慮の上、模擬試験を考えてみてください。