こんばんは。あらかぶです。


 実は一週間ほど休みをもらって、以前働いたことのある学校に顔を出したり色んなことをしてまいりました。


 その中で思ったことですが、「生徒に合わせた学校」って何だろうという思いをあらためて強くしましたね。


 私立の学校ではよく、「生徒に合わせた学校」ということを言って、様々なコースやカリキュラムを毎年のように変える学校があります。


 私が今回立ち寄ってきた学校は、それとは真逆の学校でした。以前も、そして今も。


 その学校はそんなにコースがあるわけではありません。普通科のみで、文系・理系で授業が分かれるのだけですね。高校2年生になって…。


 職員室での先生方の姿も、実にゆったりとしています。リラックスしていることがはっきりとわかります。ただ、授業の準備にはすごく時間をかけておられます。


 管理職の先生方は、どうすれば先生方が気持ちよく仕事ができるかを考えているのがわかります。シビアなのは授業に対する取り組みであって、そこに時間をかけられるような仕組みになっています。


 先生に対して「良い授業」をするための時間をしっかりと与えてくれる学校が良い学校という典型だと思いますね。それが結果として生徒にとっても「良い授業」につながるんだと思います。


 伸びない学校はむしろその点が逆転している気がしますね。


 生徒を集めること

 クレームを受けないために書類を何枚も書かされること(時間がかなり取られます)

 結果、たくさんのコースを作るが、授業の中身が変わらないので同じ。


 とても考えさせられます。