おはようございます。あらかぶです。
先日の大雨で試験日が延びて勉強する時間が増えたのは良いですが、その期間の間に男子の指導をすると、いまさらながらに感じることがあります。
宮城県は男子に厳しいなあ・・・
3年生はエンジンがかかってきていますが、1・2年生の男子ははまだまだの要素もたくさんあります。加えて、部活では3年生が引退してようやく「俺たちの時代!」と思うので、本人たちの中で優先順位は部活動のほうなのですよね。勉強に意識が向くのはもう少し先・・・なんですね。
宮城県は3年間の評定が試験結果に大きく左右してきます。でも、この3年間は「性差が最も表れる時期」でもあるのですね。自分でコントロールをして勉強するということに関しては、女子のほうが精神的にも大人になることがはやく、男子のほうがまだまだ子供なんです。加えて、男子のほうが楽天的ですから、なかなかやらないのは当たり前のことでもあります。
そうです。発達段階における「性差」が最も現れる時期なんですよね。それを入れるというのならば、せめて公立は男子校、女子校と分けるべきなんだと思います。加えて、第三者機関が作った試験で学力の定着度合いを測り、その点数を5段階評価であらわすこと。5段階評価はあくまで知識の定着度であらわすのが良いのではないかと思いますね。
ただ、そうすると日常の姿勢などが加味されなくなるので、観点別にある「知識・理解」の分野以外の「興味・関心」などは、まったく別枠にして図ることが必要だと思います。そうした中で、「学力」「関心」について、各学校で考慮の割合を判断して決めるようなことがあってもいいんじゃないのかなと思います。
とにかく、一般論的に男子には厳しい。そう痛感している今日この頃です。