こんばんは。あらかぶです。

 今、テストが続々と返却されてきています。


 全体的にいうと、よくやったかな・・・と思うことも多々ありますが、やはりはやめに手を打たなければという思いを強くしたものがいくつかあります。

 

 近年の生徒を見ていて特に感じることは、「読解力のなさ」「読み書き練習の少なさ」ですね。


 理系人気もあいまってか、個人的には理数系の好きな人は増えているように思う・・・が、それよりも「国語」が嫌いという人は圧倒的に増えている気がします。それでは本当の意味で「理系」にもなれないのですが・・・ね。


 まあ、国のトップからして「文系大学は必要ない」とつぶそうとしている発言をするくらい、勘違いの方が多い世の中では仕方がないのかな・・・。


 「落語」から「漫才」へ。「漫才」から「コント」へ。どんどん笑いが視覚化されるのと同じように、学問も視覚化ばかりが重視され、子供達も「見る」ことしかしなくなり、「読んで想像する」ことがどんどんなくなっているように感じる。


 「言語の有限性と無限性」のうち、このままでは「言語の有限性」だけが叫ばれる世の中になりそう。