イカです。
明けましておめでとうございます!
今年も能書きだけで実りがまるで無いブログを続けられたら・・・いいな♪
あと転職したいvvv

さて、お金が無いので9000円で前後ホイールを入手しまして、スポークを張り替えます。
スポークは後ろR18本+L18本、前36本、合計72本、金額で20000円!
あれ?ホイールが9000円でスポークが20000円で合計29000円・・・って、おい!これって程度の良い中古ホイールが買えるんじゃね?!なんかもうこの時点で自分の読みの甘さが・・・・

スポークを張り替えるにあたってバイク屋さんからこんな物をお借りしました。
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これがスポークを張るためのスタンドだそうです!
これ、車でもってきたんだけど、全体が鋳造部品で構成されていてめっちゃ重いです!アパートの二階まで持ってくるのがほんとにしんどかった・・・・。
真ん中のコーンでホイールハブを挟みこんで前に飛び出している物でホイールの振れを計測するんだって。
まずはスポークを外す前のホイールを一回スタンドに仕掛けてセンターを記憶させます。
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こん風にセットして手前の治具で位置を記憶させる↓
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このボルトの先端がホイールのセンター位置となります。ちなみに手前にあるシャモジみたいな奴はホイールの縦振れを測るものらしいが・・・・とどかないvvv使い方がちがう?!
スタンドで位置の記憶ができたら、ホイールを外しスポークを外します。とにかくこのホイールそのものがボロボロなので一気に・・・
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切ります!切断です!!
しかも・・・・
硬い!
流石です・・・・。
タダでさえ運動不足なのにこの仕打ちはキツイ!!正月早々なにやってんだオレ・・・。
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もはやこんなニップル回るわけありません・・・これを外す労力を考えたら楽勝チンチン!
スポークを裁断してこのとうり♪
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それではこれに新しいスポークを組んで行きます。CRMのリアは右と左で品番が違い、全長が3ミリくらい違います。しかも左右で容器の材質も違うしメッキも違う?
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どっちがLかRかは忘れたがこのとうり、なんでだろう?ロットによってメッキが違うのか、左右を間違えないように違う色にしているのか・・・・。
ともかくコレを組んであったと同じ順番で組みます。
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当然リムにも向きがあるので注意!CRMの場合、スプロケット側にリムの刻印が有る方が正解。

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これで片面が完了。
もう片面も同じ要領で組み付ける。
そして、息子が手伝ってくれるのですが・・・・
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正直
邪魔
ですvvv
両面の仮組み完了!
コイツをスタンドの取り付けてクルクルと回しながらニップルを閉めて行きます。バランスの良い締め方の要領は簡単で、ニップルとスポークのネジの締め込み量を均等に締めて行けば80%は縦振れも横振れもでません。特定の場所だけ強く締めてしまうと一点が引っ張られるので縦横のセンターが大きくズレます。ネジの締め込みトルクが上がって来たときは9割方センターに来ます。
ただ、横振れだけはけっこう大きい・・・。リムが左に振れていればハブの右から伸びてくるスポークのニップルを締めこむ(だいたい1/8回転づつ、振れている範囲のニップル数個)と微妙ながらリムは右に向きを変える。振れが大きすぎる場合は左側が締めすぎなので1/8回転くらい緩めてやる、緩めてからまた締める(ストレスを開放してやる)。
ただ気をつけなければならないのは、ハブをセンターとして、リムを左右に分けるとすると。右側のニップルを締めると、ハブそのものがホイールのセンターから右側に引っ張られる=左側のニップルの締め込みトルクが上がってるって事!(運動会の綱引きのイメージ)。そんな事を独学で考えながら進めて行くと・・・これは見事!振れを0.2くらいまで修正する事に成功!!!しかし・・・なにかおかしい??何が変かって・・・・
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センターが5ミリくらい左に寄ってしまってる?!
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これは変だ・・右から伸びてるスポークのニップルは限界まで締め込んでいるのだ。要するに、すでに引っ張る余地がないのだ!う~~~んなんでだ?なんでだ?!ってあれ?もしかして左右のスポークを間違えたか?!念のためにパーツリストのイラストを確認すると・・・
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あっちゃーー!
逆に組んでたわ!
(ノД`)ウェェン
せっかく組んだがこれじゃ使い物にならんので組み直し・・・正月早々なにやってんだ(テヘペロ)
まぁ要領が解っちまえばこっちのもの!ササッとバラしてササッと組む!
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うむ!
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ズッパシ!
バラす前と新しく組んだ後では若干センターは1~2㎜ズレてしまうが、問題の無い範囲。あとリムが古いせいでけっこう歪みががあるようでガタガタです。
そんなこんな完成!
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同時にフロントもできあがり♪
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フロントは全てのスポークが共通なのでリムの向きさえ間違えなければ問題ないです。
仕上は必ずスポークをドライバー等で叩いてみて均等な伸びのある金属音である事を確認!やっぱ締め忘れってあるんだよね~(苦笑)
こんな感じでスポーク交換完了!
次はエンジンに行きますよ~~すでに暗礁に乗り上げ半分壊してしまったような(笑)

ではまた!
アディオス・アミーゴ!

( ゚∀゚)ヤベーヨ

イカです。
休みが始まった日から『あと何日か・・・』と逆算する毎日です。
なんつーか、四十路までカウントダウンが始まると新年も嬉しくないワナvvv

さて、CRMのエンジンを下ろすための解体を開始します。
外装をバラバラと外して行きますが・・・・
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バラせばバラす程にこの車体の荒さが浮かんでくる。
たとえばシュラウドを固定しているネジ。
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ここはこんなネジは使っていません、トラスボルトを使って居るはずです。OFF車とかは用途が用途ゆえ、ネジの脱落とかは日常茶飯事なのだが・・・中古車ゆえになんだか世知辛い。
リアタイヤを外すのにアクスルシャフトを抜く訳だが、このボルトもアホみたいなトルクで締めてある始末。前のオーナーを悪く言うわけでは無いが・・・それなりの知識と愛情を持ってバイクに接して欲しいな。。

キャブの配管を外す時にうっかりペンチで『ギュっ』とやってしまい・・・もげた!
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まぁ劣化もあったんだろうな・・・。
初めて分解する車体なので元に戻せるように証拠写真をパチパチとvvv
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ん?
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お!これは掘り出し物発見!これはスピリットファイヤーのプラグコード!!ネジは違えど、こんな小細工はするのか(苦笑)。
んで、ラジエーターを外した所でCRM-ARのラジエーターが本当に付くのかフィッティングをしてみます。
左側のセットがRR(4型)で右側のセットがAR用、パット見は大差ないような感じですが、地味に違う点が発見された。
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まず、キャブウォーマー(寒冷時のキャブの結露防止機構)の取り出し口が違う。RR用は写真左側の下にある2口から取り出すが、AR用は左右のラジエータ下から一本づつの取り出しとなっている。これはキャブにさえとどけば良い話で問題は無い。問題はRR用の写真左側のラジエータにステーが付いているのがAR用の写真左側のラジエータにはこのステーが付いて無いのだ。実はこのステーがかなり重要で2STオイルを入れる『注ぎ口』が固定されるステーなのである。
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ステーが無い=流用不可
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なるほど、ARのラジエータを流用するって話が少ないのはそういう事だったわけだ・・・。
しかし、活路はある!こんなのアルミの板でステーを作ってシュラウドの取り付け穴に共付けしちまえば他愛もないって・・・あぁ・・・倉庫の取り壊しで工作機械を片付けちゃったんだ;;;;
とりあえず仮付けをしてみる。
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うむ!やっぱステーが無いvvv
仮止めなのでグラグラなのだが、ホールの取り回しは問題なさそう!大きさも取り付け穴も問題なし♪
では分解再開。
排気デバイス周りのワイヤー取り外し・・・
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クラッチワイヤー取り外し・・・って取り付けが変じゃないか??
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邪魔な物をとっぱらってこのとうり。
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とにかく始めての車体だから外すのに時間がかかったな。
ここからエンジンの脱着に入ります。
エンジンを固定しているボルトは全部で4本。その内の1本がスイングアームと共締めの

ピポッドシャフト

である。
まぁ予想はしてたんですがね、抜けませんvvvvvv
モンゴリでもスイングアームを交換したことがある方なら解ると思いますが、コイツはリアルに抜けないのはデフォルト。
回りはするが全く抜ける気がしないシャフトに5-56のフッ素仕様の高いやつを惜しみなく噴射!
シャフトに棒を当てて金槌でガンガンガン!!
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・・・・抜けない・・・とにかく抜けない!!こりゃ~手ごわいにも程がある!!
ピポッドシャフトはクルクル回るに抜けないってどゆこと?!?!?!
30分くらいシャフトのネジを壊さないようにガコンガコン!!・・・・それでも抜けねぇ・・・。最悪、バーナーであぶるl事も考えたが、そりゃ最終手段だわ。。おそらく固着しているのはエンジンの貫通穴ではなく、スイングアームのピポットベアリングのインナーシャフトだと思われる。そうすると・・・もしかするとベアリングもヤバイかもな・・・。
この際もうピポットシャフトは棄てる事を前提に衝撃を与える工具を『金槌』から『ハンマー』に選手交代!

では!せーの・・・

ゴガンッ!ゴガンッ!ゴガンッ!!!

むむ!微妙に動いた?!
55-6をぶっぱなし、動いた分を打ち戻して更に叩く(殴る)!
動いたぞ!敵が動いた!!
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抜き始めてから1時間半経過でやっと抜けた!!
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しかもサビがどいひーーーーーー
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とりあえずこれはエンジンを下ろした後に戻さなければならないので、錆び取りサンダーで磨いておきます。一応、もう使い物になりません・・・案の定ネジがやられましたわvvvvv
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穴の方は~~~
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うむ!期待を裏切らない最悪モード!

んで、ピポッドシャフトが抜けなかった根源がこいつだ
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スイングアームの左右に一本ずつ入ってるピポットカラー。色濃く錆びてるところがニードルベアリングが当たる所。もう言わなくても解りますが、スイングアームのベアリングは・・・・
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完全にアウト!!
退場じゃごらぁ!!!
< `Д´>
嗚呼・・・またお題が増えちまった・・・・
てか、部品出るか?!
スイングアームを取り外さないとエンジンが下りない(フレームの中で回す)のでここまできてやっとエンジンを下ろす作業に入れます・・・はぁ~長いな・・・よっこらしょっと。
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2STエンジンは軽いので一人で十分。
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周りを片付けて本題のエンジンを・・・と思ったがこの時点ですでに15時30分、店じまいですなvvv
スイングアームの腐ったベアリングを抜き取り仮止めをして本日の作業は終了!
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帰りにホンダショップに寄ってスイングアームの部品を注文・・・注文・・・注文・・はぁ~~お金が・・・お金が!!!完全に資金オーバーですよ!!こんな事なら50万のWR買った方が良かったかも(なんてねvv)。
ちなみにピポットカラーはご相談パーツ(廃盤)で入手不可能でした。

ではまた!
アディオス・アミーゴ!


まずはバイクの盗難情報から・・拡散します。
ブログのお仲間さんの知り合いのバイク(カワサキZ1)が盗難にあったそうです。
もし情報をお持ちでしたら上記ブログの主様へご連絡ください。

イカです。
毎度のごとくご無沙汰してます(照)
とにかく週末は実家の建替えの件やら、子供の事やらなにやらで時間と金だけがどんどん食いつぶされて行きます。ゴリラどころか、ウキウキで購入したCRMも放置プレイvvv

さて、やっと冬休みに入りました!
今年~来年にかけて休みの形態が12/26~1/5(設備立ち上げの為、4日からに出勤)と、ゆっくりしたい後半がめっちゃタイトなので前半にあらかたの用事を済ませたいと思います。いまの所、緊急の課題はCRMのエンジンオーバーホールであるため、休みの前に揃えられるだけの部品を何とか揃えました♪
届いた部品がこれぇ~
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上澄みだけしか見えませんが底のまでギッチリです!
個数でで47個、金額で5万オーバーvvvv
ガスケットKITに関してはアテナの物を使います。
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ガスケットって単品注文しても最終的に何か忘れ物があるんだよね~へんな所で足止めはしたくないからコレをチョイス。価格は6000円くらいだったかな。単品計算すればこちらの方がオトク!
25万で落札したCRMがこの時点で30万になりましたとさ、めでたしめでたし♪・・・の訳ねぇだろ!!
2ストロークのエンジンをオーバーホールするにあたって絶対的に必要(だと勝手に思ってる)なのは、クランクのベアリングとクランクのオイルシールの交換。シリンダやピストンは致命的な損傷や磨耗が無ければ無駄に交換する必要は無いが、2ストのクランクベアリングは、混合気に含まれるオイル(2STオイル)のみで潤滑されるので以外に寿命が短い・・まぁ乗り方もあるんだけどね~2ST単気筒は高回転域の連続運転には弱いのよ(高速ツーリングとかね)。あと、クランクのオイルシールは劣化すると二次エアーを噛みこんだり、ミッションオイルが回り込んだりとロクな事が無い。しかしながらこの2点を交換するとなると、クランクを割らなきゃいけないので全バラとなる訳だ。まぁ2STだから4STほどの難しい機構は一切無いので分解さえ出来てしまえばそれほど時間のかかる作業ではない(はず・・・)。
そんでもってコレが2ストの心臓部であるピストン!
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いつの年代の物からかは解らないのだが、スカート部にはモリブデンコートが施されている。これがWPCかどうかは不明であるが・・・質感からしておそらく違う。触った感じもなんとなく『ツルンッ』感じでスベスベお肌。タケガワのスカットピストンも側面にモリブデンコートがしてあったよね。
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トップ部は・・・・まぁべつに・・・せめて鏡面加工でもして組もうかな♪ウチラが高校生くらいのときに流行った、スクーターやNSR50のカスタムなんかみ~~~んな何か怪しい宗教のように鏡面加工してたわvvvv効果は全く無いと思うけどvvvvvv
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内側には信頼のARTの文字♪

そしてこれまた不思議なピストンリング。
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見てのとうり、隙間が違う?!それもそのはず、トップリングとセカンドリングだとピストンの溝の深さが違うのだ。セカンド側の方が溝が深く掘ってあり、ピストンリングの内側にバネのようなリングを一枚入れる。おそらく。密閉度を上げる為だと思われるが・・・詳しくは解らん。知ってる人がいたら情報プリーズ。

それから、オークションで良くある『後出しジャンケン』でハズレを引いてしまった歪んだラジーエーター・・・。
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てか、出品がこれに気がつかない訳がなかろう!!てか、フィンも無いし・・・気がつかなかった私も甘かったのだが・・・。コレに関してはオクにて程度の良いCRM-ARの物を入手したのでそれをくっつける!排気デバイスの違いで若干ラジエーターホースの取り回しが違うが何とかなるだろう!そうと信じる!!

そんでもって、今回の目玉であるのが
モタード→OFF戻し
である。
実際にCRMのOFFホイールはオクで転がっているのだが、程度の良いもは足元を見るような値段の物が多い・・・。社外の前後セットも出ているが6万オーバー・・・そこまでは予算的に無理!たま~~~に出てくる『出物』を物色してみてもやはり程度の良い物(特にARの物)は片綸だけでも1万数千円とかなり高価である。では何かいい方法ないか?行き着いた答えはこれだ!

年式で言うとブレーキがディスク化されてから全て共通だから、リムの状態さえ良ければ、スポークはボロボロで良い、なぜなら・・・・・・

俺様が直々スポークを張り替えてやる!

(`・ω・´)シャキーン
そうと決まれば話は早い、そんな程度で良ければゴロゴロ転がってる。なかでも程度が良さそうで、サンスターのスプロケットが着いてるホイールセットを発見したのでこいつをGTE!価格で9000円以下で済んだわvvvv
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先に申したとうりの条件なのでやっぱりスポークはボロボロ・・・
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ちなみにバイク屋さんの店長さんに教えてもらったのだが、乗り方が激しいバイクのスポークは交差している所が磨耗しているんだって。それだけタワミや歪みがでてるんだろうね~これもストレスの多い部品なんだな。
んで、問題は代替のスポークである。
①オクでリペア(謎の社外品)のスポークも出ていて価格は片綸セットで約5000円。
②これもリペアで出ている強度抜群のステンレス製のスポークで価格は片綸セットで約14000円!
③純正スポークセット、片綸セットで約9000円。
どれを選ぶかだ・・・・。
まず①だが、安すぎて不安である!!
②はまず高すぎる!!でもステンレスで長持ちするなら良いかと思ったが、じつはステンレスはガルバニック腐食という腐食を起こす。厳密に言うと、アルミ(ハブの材質)+ステンレスの関係が良くないのだ。コレは電位の話で難し過ぎるので良く解らんのですが、とにかく相性が悪いって事で却下(一瞬で酸化するわけじゃないですからね!あくまでも化学の話)。
すると必然的に残るは③の純正だわな、まぁ単純に純正なら間違えは無い!値段も中間だから・・・良しとしよう。
そうと決まればさっそく行きつけのホンダショップに行き事情を話すと・・・

『めったに使わないからスポーク張るスタンドを貸しますよ』

と!
なんとありがたい申し出!!
とりあえず、お礼のビール(プレミアムモルツ)を持って明後日にでもスポークを取りに行こう♪

この休みを使ってなんとかエンジンのOHとスポークの張替えを終わりにしたいな♪

ではまた!
次はOHのブログかな?
今年も残りあと少し、何事も焦らず残りの日々をお過ごしください♪

アディオス・アミーゴ!
(´ー`)y――┛