『 色 』 の好みは、性別、民族、地域や流行によっても変化します。
『 色 』 に対する嗜好を調べてみると地域によっても
異なる傾向が見られます。
日本人に固有な色彩嗜好や感覚は
日本の風土、自然、宗教、生活環境などによって
複合的に生まれてきたものです。
南北に長い環境下では
当然、北国と南国では自然も生活環境も異なり
当然に人々の 『 色 』 色嗜好も異なることとなります。
またその生活環境も時代の変遷、時間の流れのなかで変化しますので
古代、中世、近世、現代では
人々の 『 色 』 に対する嗜好も変化をしています。
古くから、日本の色彩感覚には 「 シロ 」 「 アカ 」 「 アオ 」 「 クロ 」 の
4つの言葉があります。
「 シロ 」 ははっきりした様 ( 顕 ) を
「 アカ 」 は明るい様 ( 明 ) を
「 アオ 」 はあいまいな様 ( 漠 ) を
「 クロ 」 はくらい様 ( 暗 )
を表したと言われています。
この古代日本人から受け継がれたの4色の色彩感覚は
日本人の持つ基底的色彩として影響を及ぼしています。
『 色 』 はまた、東洋と西洋の違いなども必然的にあります。
太陽の『 色 』 を日本や東洋では赤で表しますが
西洋では黄色で表すように
国によっても変わってくるのです・・・。
≪ カラーセラピー・ぬりえセラピー・パーソナルカラー ≫
カラースクールAmaranth 鈴木幸代
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