皇帝、王位、神官など高い身分の方においては
好んで 『 紫色 』 の法衣や衣装をまとうのも
『 紫色 』 が崇高で高貴な色とされてきた歴史があります。
『 紫色 』 は位の高さを象徴する色。
赤紫~青紫まで幅広いイメージを持つ色でもあります。
古代地中海世界では
「 貝紫 」 というアクキ貝科の貝から得られる
希少な染料 ( 1グラム得るのに2000個とも3000個とも言われるほどの数の貝が必要とされる ) が珍重され
『 紫色 』 はローマ帝国時代には皇帝しか身につけることを許されぬ色だったそうでう。
また古代中国でも、秦漢時代には
『 紫色 』 は五行思想や北極星信仰などと結びつき
皇帝の住まいを 「 紫極 ( しきょく) 」 「 紫宸 ( ししん ) 」 などと呼ぶようになったことからもわかるように
やはり皇帝の色とされました。 ( 紫禁城も同様のネーミングです。 )
ですから、『 紫色 』 のワンピース、紫のドレスなどは
魅力的で神秘的な女性を演出する効果もあります。
『 紫色 』 の意味、続きは明日のブログで・・・・・。
≪ カラーセラピー・ぬりえセラピー・パーソナルカラー ≫
カラースクールAmaranth 鈴木幸代
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