今回はグルームヘイヴンでシナリオの途中から解放されるクラスの1つ「多重円のクラス」を紹介します。
このクラスを使うには、特定の「人生の目標」を達成しないと解放できないクラスなので、多分にネタバレを含みます。
閲覧にはご注意ください。
この多重円のクラスに関して、思うところがある私のようなプレイヤーであれば是非閲覧ください(笑)
LVが上がって開放されるカードも徐々に見れるようにしていきます。
グルームヘイヴンはまずはここから↓
グルームヘイヴン(Gloomhaven)完全日本語版 プレイ前にやるべきことまとめ
↓このクラスを紹介していきます。閲覧にはご注意ください。
↓マルチもソロも面白すぎるグルームヘイヴン日本語版。
グルームヘイヴン 日本語版 拡張クラスの1つ「多重円のクラス」の紹介
いつも通りあくまでも私個人の感想です。
LVMAXまで使っているのでその目線でのレビューです。
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これ以降は、ネタバレしていきます。
ネタバレしたくない方はブラウザバック推奨します。
では、良いですか?
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多重円のクラス「サモナー」の特徴
このクラスを初めて見た方は思うでしょう。
これは・・・なんて強そうなクラスだ!オーラが出てる!
魔法使いっぽい見た目ですが、立ち絵から受ける印象は相当なものがあると思います。
その種族はなんと「ヘイズサー」。
初期の6クラスには登場しない種族です。
元々人間だったが次元のはざまを行き来できるようになった種族だとか。
グルームヘイヴンのキャンペーンでは、能力を向上してくれる方の種族が「ヘイズサー」ですね。
ワクワクしてきますね。
クラスとしての能力はその名の通り「召喚」になります。
多種多様な召喚獣を召喚して場を制圧する。
基本クラスにも召喚獣の召喚が可能なクラスがいましたが、このクラスは召喚獣の召喚に特化したクラスなわけです。
こりゃ面白そうです。
ちなみにフィギュアは今にもポキッと折れそうな杖が気になります(笑)
このクラスの特徴は以下になります。
それなりに特徴的な作りになってますね。
・召喚するカードが豊富(多分全クラスNo1)
・召喚獣に効果のあるカードが豊富(多分全クラスNo1)
・移動力はかなり潤沢で跳躍も得意
・行動速度が非常に遅い(クラグハートレベルかそれ以下)
・遠距離攻撃は多少得意(ティンカラー以下)
・近接攻撃もなくはない
・回復スキルはかなり豊富
・元素スキルもある程度持っているがオマケ程度
・経験値はかなり得やすい
さて、これから詳細な紹介をしていきますが、先にサモナーに関して大事なことをお伝えしておきます。
これからサモナーを頑張ろうと思っている皆さん、すみませんね。
超弱いクラス、です。
超使いづらいクラス、です。
(あくまでも私の感想ですが、海外でも同様の低評価クラスのようです。。。)
グルームヘイヴンを始める前に、召喚メインのクラスを使いこなしたい、と思っていた私ですらそう思うくらいきついです。
頑張って他クラスよりちょっとマシ位の活躍。
普通にプレイすると大体が他クラス未満の活躍。
私のサモナーはLV9になりしばらくして卒業しましたが、かなり長らく使っていてもそんな感じの感想です。
何が弱いというと、肝心な召喚獣が非常に弱っちいのです。
他のクラスでも召喚獣が召喚できると思いますが、そこまでレギュラーになるほどの強さはなかったと思います。
何度か便利に使えたことはあるものの、やっぱり役不足となって、最終的には不採用にしている人が多いはず。
召喚メインのはずのこのクラスでさえそれが丸々当てはまります。
まず一番残念な点、召喚獣はHPが貧弱で敵の攻撃2回、最悪1回でやられてしまう。
行動速度は自分より早いので、敵のターゲットは本体より召喚獣になってしまう。
低レベル時はまだしも、LV3,4の敵と対峙したら、折角1ターン&喪失して召喚した召喚獣がほぼワンパンで悲しくなります。
次に弱い点がプレイヤーの思い通りに操作できない点。
AIのロジックに従って勝手に行動してしまうし、勝手に反撃を受けてやられてしまう。
扉が閉まっているときはその場で待機するだけで移動できない。
サモナーより先に、誰かに行動してもらって扉を開けてもらってから行動しないといけない。
召喚獣は、移動力も少ないやつが多いし、向上のためのコストも高すぎる。
召喚獣を狙った呪いは全て本体デッキに呪いが入ってしまう。
そんな感じで召喚獣は、喪失カードとしてはイマイチ見合わない戦果しかあげられないことが多いです。
召喚獣システムの弱さや欠点が、そのまま自分の弱さに繋がってしまっているのがこのサモナーです。
サモナーだけLVに応じて召喚獣のHPも上がるとか、召喚獣自体がかなり強いとか、そういうシステム上の優遇があればよかったんですけどね。
残念ながらないのです・・・
更に本体も召喚獣を制御するものばかりで、召喚獣強化などはほぼ無し。
それ以外のスキルは他のクラスから寄せ集めた感じの器用貧乏なものばかり。
肝心な召喚獣は弱く、本体スキルも器用貧乏で中途半端、そんな感じのクラスです。。。
初期6クラスからこのクラスに変更した方は、想像をはるかに下回る弱さでかなりシンドイでしょう。
初期6クラスはどれも使い慣れれば安定したパフォーマンスを発揮すると思います。
初期6クラスの方が断然強いと思いますし、私がプレイした他の隠しクラスでここまで弱いクラスはまだ使ったことが無いです。
私は正直、早く次の人生の目標を達成したくて仕方がなかったです(笑)
また、クラグハートなどは最初は使いづらくとも、LV4位から一気に使いやすくなるのですが、このクラスは・・・
世界が変わるような進化は期待しない方が良いです。
まあそんな感じで、何だこりゃどうやってこのクラス使うんだよ・・・って困っている方が絶対いるだろうなーと思ったのが、この記事を書いたモチベーションですね。
弱いなりに最終的にはある程度の戦い方を確立して戦っていたので、参考になればと思います。
もしサモナーめっちゃ強いというご意見があれば、是非使い方などを教えていただきたいですね。
HP
・初期HP:8(LV1)
・MAXHP:20(LV9)
HPは中級です。
ある程度は店の品ぞろえも充実しているでしょうし、防具である程度固めることでそれなりの耐久力を持ちます。
通常の召喚士というのは召喚獣の後ろに隠れて戦うイメージですが、このクラスは本体も必死に立ち回らなければならないので、前線に出て素殴りする、なんてことも良くあります。
召喚するけど本体も物理で殴る!これがこのクラスの醍醐味です(笑)
ということで後衛職に見えて、前衛~後衛まで立ち回る職なので耐久力は高いに越したことはありません。
HPが最低だったら更に絶望的なクラスになっていたでしょう。
持久力(手札枚数)
・手札上限:9枚
手札がわずか9枚で最低クラスなのですが、このクラスにはスペルウィーヴァー同様に喪失山回収のカードが入っています。
召喚獣は使用すると軒並み喪失してしまうため、それを回収できる手段が用意されているのはある意味当然かもしれません。
持久力はかなりのもので、完全防御で手札を破棄するのもある程度許容できます。
こんな感じでHPと手札枚数は優遇されているクラスになります。
お勧めアイテム
・「HPの回復薬」
前衛に出ることが多いため必要。
・「装甲盾」
耐久力はしっかり上げておきたい。
・「召喚関連のアイテム」
初期ショップにはありませんが、召喚関連のアイテムは当然相性が良いです。
・「行動速度調整のアイテム」
行動速度が非常に遅いクラスです。行動速度が調整できると便利。
特典(PERK)
特典の特徴は、連続補正、ダメージ、元素の3本柱です。
大きな特徴として、特定のパークを全て取るとデッキにマイナス補正カードが無くなる、という点があります。
ファンブル以外で、0以上のダメージが出せてダメージ計算がしやすくなります。
ちなみに全クラスに言えるのですが、他のクラスにはない特典は、かなり美味しい特典なので、早めにとることをお勧めします。
サモナーでいえば「シナリオの負の効果を無視&+1を2枚」の特典は多分他のクラスにはありません。
1つで2つ分の特典を得られるレベルの優秀な特典なので、真っ先に取りましょう。
スペルウィーヴァーのように元素を生み出す特典を持っているのですが、正直元素との相性はそこまで良くないクラスだと思います。
なので、これらは後回しでよいでしょう。
中々正攻法で火力を出しづらいクラスなので、毒や流血の補正カードを先にとって、周りをサポートするのが良いのではと思います。
サモナーのカードレビュー
個々のカードのレビューを書きます。
カード内容がネタバレだと思う方は、先に進みすぎないでください。
このクラスには以下の4種類の育て方がありそうです。
・近接召喚型
近接型の召喚獣をメインにしたビルドです。
召喚獣にタンクさせることも可能。
ただし近接召喚獣はやられやすいので使い方が難しい。
・遠距離召喚型
遠距離型の召喚獣をメインにしたビルドです。
やられやすいという召喚獣の欠点を大分抑えられます。
更に使いやすくて強い召喚獣も多い。
・遠距離攻撃型
遠距離攻撃はそれなりに豊富です。
ただし、大火力を出すというより、搦め手寄りの攻撃が多いです。
召喚獣にオートで攻撃させて、自分も遠距離から火力を出すというのは素直な行動ですね。
・サポート型
サポートと書きましたがヒールですね。
かなり豊富な回復スキルを持っているので、回復役に専念するのは良いでしょう。
また、召喚獣の回復のためにもある程度はヒールスキルは入れておきたいところ。
ちなみに、私は遠距離召喚&遠距離攻撃メインでデッキビルドしていました。
最終的にはある程度形にはなりましたが、最初から最後まで、強い!と感じることはあまりなかったクラスです。
↓↓ LV1のカード
レベル1のカード
生ける夜
行動速度:82
上の効果:
・影狼を2体召喚、2経験値、喪失
・影狼:攻撃2、移動3、HP3、貫通2
下の効果:
・このラウンド君と召喚獣への攻撃は不利になる。闇元素。
貫通持ちの召喚獣で、強力な貫通持ちと対峙するときに使いたい。
カードからはわかりづらいのですが、狼は実は2体召喚可能です。
これを間違えると超残念カードになるため注意。
ぼちぼちの攻撃力と移動力なのですが、、、HPがたったの3。
LV1の相手だったらまだしも、LV3,4の敵の攻撃を受けたらワンパンで消滅します。
ちょろっと相手にダメージを与えて、ちょろっと相手のダメージを吸収して終わり、そんな感じの残念なカード。
2体召喚というのが個人的に好きでたまーに採用していた。
下の効果は正直使えません。
個人的評価:★★☆☆☆
鍛造の凶魔
行動速度:96
上の効果:
・鉄の獣召喚、経験値2、喪失
・鉄の獣:HP5、移動2、攻撃1、反撃1、装甲1
下の効果:
・このターン、装甲1君と全召喚獣、土元素
低レベル時のタンク召喚獣です。
HPと装甲で2回は敵の攻撃を耐えてくれる感じ。
うーん。。。喪失カードで2回ダメージを吸収するだけって流石に弱いですよね。
移動力も少なく攻撃力も1で期待できない。
反撃も大体2回ダメージでやられるので、できて実質1回反撃するくらい。
遠距離攻撃の敵に攻撃されたら目も当てられない。。。
という感じで使ってみるとイマイチなカード。
下の効果もこれを使うくらいなら別のスキルを使うという感じで使えない。
個人的評価:★☆☆☆☆
野生の顕現
行動速度:92
上の効果:
・荊の射手召喚、2経験値、喪失
・荊の射手:HP2、移動1、攻撃2、射程4、毒
下の効果:
・移動5、風元素
このクラスの唯一といっていいレベルの強召喚のカード。
後方から射程4の遠距離攻撃で毒をばら撒くことが出来ます。
この召喚の攻撃を、召喚補助スキルで連発すると良い感じ。
上効果と下効果で攻撃指示を出せれば、計3発毒付き遠距離攻撃をばら撒くことが出来て強い。
HPはかなり低いが射程4なのでそう簡単には狙われませんし、どんな位置取りでも大体は攻撃することが出来ます。
下の効果も大移動力でかなり良い。
ということで私はこのカードが引退まで主力でした。
このカードを向上で強化することで、何とか平均位の立ち回りが出来ていた感じです。
私は攻撃を向上させましたが、3点毒付き攻撃乱射は、中々良い活躍ができるようになります。
3点毒×3回はスペルウィーヴァーの主力喪失スキル「火炎のオーブ」以上の効果になります。
移動と射程強化も良いのですが、移動は補助するカードがあるし、移動を2にしたところで大して変わりません。
射程強化は確かに何度か射程が1長ければよかったという状況もありましたが、攻撃強化の方が優先度は高いように思います。
サモナーが弱いと感じる方はこのカードの攻撃を強化することを目標に頑張りましょう。
少しは頑張れるようになるはずです。
個人的評価:★★★★★
果て無き支配
行動速度:98
上の効果:
・溶岩ゴーレム召喚、経験6、シナリオから取り除く
・溶岩ゴーレム:HP7、攻撃3、火元素、移動2、反撃2射程2、流血
下の効果:
・喪失山4枚まで回収、シナリオから取り除く
サモナーの最高召喚獣です。
HP7は敵の攻撃を2,3回耐えられ、流血付き攻撃3に射程付き反撃2点。
更に召喚時には経験値6。
これは流石に強い!!
なのですが・・・
なんとこのカードが喪失山回収効果を下段にもっているわけです。
なんてこった。
もし溶岩ゴーレムを召喚したら、9枚で頑張らないといけなくなります。
召喚して手札が喪失する前提のクラスにはかなりキツイ話です。
更に喪失した召喚獣の再召喚も出来ない。
ということで下段のために間違いなくデッキに採用するカードですが、上召喚はロマンですね。
喪失回収は終盤に使うより、4枚喪失した時点で使う方が当然効率が良いです。
なので手札が5枚になったラウンドで早々に使ってしまうのが良いでしょう。
このカードのおかげで手札を喪失しての完全防御もやりやすいクラスです。
使用後はシナリオから取り除くというレベルのデメリットが付いた召喚獣で、明らかにこの召喚獣がサモナーで最も強い召喚獣。
つまりこの能力以上の召喚獣は出てこないということです。。。
早くもサモナーの伸びしろが見えてしまったと感じた人は多いかもしれません。
溶岩ゴーレム自体は何度か召喚したことがありますが、やはり強力なのは間違いありません。
時間が限られているシナリオだと喪失回収不要のことも多いので、回復して長持ちさせることで、かなり便利に使えました。
と褒めつつも、高LVの敵相手だとそこまで場に残り続けて大活躍できるのは稀で、これくらいの召喚獣能力でようやくコスト相応という感じがします。
このレベルの召喚獣がもっといたら良かったんですけどね。。。
上下段ともにすぐには使えないので、移動2か攻撃2か、デフォルトアクション用として使用されることが多いカード。
個人的評価:★★★★★
力強き絆
行動速度:51
上の効果:
・隣接する召喚獣1たいに移動+0攻撃+0、あなたが操作する、経験値1
下の効果:
・移動4、跳躍
隣接限定ですが、召喚獣にもう1アクションさせることが可能。
こういうスキルは他のクラスだと弱いように感じますが、サモナーはこれ系を駆使して立ち回る必要があります。
なのですが接近していることが前提なので、近接召喚だと勝手にどっかに移動してしまい、すかすことが多いです。
遠距離召喚の方がその場から動かず攻撃するため、操作しやすくて使いやすいわけです。
下のスキルも優秀。
ということでLV9まで使い続けた(このクラスとしては)良カードの1つです。
こういう召喚獣制御のカードがあるのがサモナーの特徴ですが、召喚獣が1回追加アクションするくらいなら、本体が殴る方がどう考えても普通のクラスなら強いよなぁ…
LV1でも攻撃+1や移動+1や隣接限定でなく射程が付いているなど、もっとこのクラスならではの使いやすさがあって良かったと思います。
こういう重要な操作スキルを、隣接限定とかしてるから使いづらいクラスになるんですよ。
近接召喚獣が勝手に移動してしまい、操作を空かすことが何度あったやら。
召喚獣を移動させるために、自分も召喚獣と同じ位置に移動して頑張って操作するとか、そういう無駄な行動が一体何度あったやら。
これが無限射程だったら大分マシでしたね。
個人的評価:★★★★☆
ゆるぎなき手
行動速度:31
上の効果:
・治癒3、射程3、経験値1
下の効果:
・射程4以内の敵1体に移動1させる、移動先はあなたが選ぶ。
かなり使いやすい治癒効果。
攻撃重視ビルドになっても1枚くらいは治癒スキルが欲しいが、その最有力候補。
下の効果も敵を罠に落とすために使用できる。
そして行動速度31はこのクラスにしてはかなりの優秀な速度。
ということでLV9でもそれなりに採用していた(このクラスにしては)まあまあなカード。
個人的評価:★★★☆☆
黒き炎
行動速度:24
上の効果:
・攻撃1、射程5、標的2
・炎元素:流血1、経験値1
下の効果:
・移動3、撹乱(隣接全敵)
遠距離攻撃も出来ちゃうサモナーの遠距離搦め手攻撃。
しかし攻撃1という笑っちゃう弱さ。
炎元素が無い状態は流石に弱すぎるが、炎元素を生み出す手段に乏しくキツイ。。。
移動錯乱も便利だが、敵陣に突っ込むことになる。。。
行動速度は優秀。
という感じでイマイチ使えない。
炎元素を生み出してくれるクラスと一緒ならもう少しいけるか。
個人的評価:★☆☆☆☆
身を切る寒風
行動速度:25
上の効果:
・攻撃2、射程3、
・風元素:攻撃+1、押出2、経験値1
下の効果:
・治癒3、射程3
まさにスペルウィーヴァー劣化版みたいな攻撃。
風元素もそんなに簡単に生み出せない。
というかこのクラスは元素を消費するカードが多い割には、そんなに自分で元素生成できない。。。
元素消費しても、攻撃3、射程3は通常攻撃レベル。
下の回復はまずまずだが、移動できないので使いづらいことも多い。
総合していまいちなカード。
低レベル時はそれなりに採用頻度はあるかも。
個人的評価:★★☆☆☆
絆よりの力
行動速度:61
上の効果:
・隣接する召喚獣1たいに移動+0攻撃+0、あなたが操作する、経験値1
下の効果:
・略取1
上の効果のために低LV時は採用するかも。
また略取するなら採用必須。
もう片方の方が跳躍付き移動で使いやすく、こちらは徐々に不採用になるだろう。
個人的評価:★★☆☆☆
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LV1の総評:
LV1の召喚獣自体、まだそこまで強くない。
遠距離攻撃は劣化版スペルウィーヴァーでダメダメ。
回復はまずまず。
総じてイマイチなカードだらけですが、LVXも大して強くない。
シナリオ1からこの職を使えればまだマシなのかもしれませんが、高レベルの敵と対するには役不足なカードが多い。
↓↓ LVXのカード
幽体の蔓
行動速度:30
上の効果:
・攻撃1、射程3、範囲△、足止め
下の効果:
・移動2、治癒2(隣接全召喚獣)
足止めが必要な状況なら活躍できるが攻撃はわずか1とヨワヨワ。
下の効果も召喚獣限定の回復するくらいなら通常の回復を使った方がよい。
ということでよわよわ。。。
個人的評価:★☆☆☆☆
死を呼ぶ翼
行動速度:90
上の効果:
・蝙蝠の群れ召喚、経験2、喪失
・蝙蝠の群れ:HP4、移動2、攻撃2、風元素、飛行
下の効果:
・強化(隣接全仲間)
飛行型の召喚獣を召喚。。。。
飛行は召喚獣と相性が良いが、、、HPも低く攻撃も低い。
敵に1回攻撃するのが関の山・・・
そして敵のターゲットになって次のターンには消滅してるでしょう。
総合してアイテム召喚レベルの弱さ。
下も移動しないので使いづらい。
行動速度が遅いクラスなのでなおさら。
うーーんなんだこりゃ。
個人的評価:★☆☆☆☆
揮発性の炎
行動速度:94
上の効果:
・生ける爆弾召喚、経験値2、喪失
・HP1、攻撃2、移動3、倒されたら攻撃3射程3火元素を射程2以内全敵に
下の効果:
・攻撃2、射程3、火元素
爆弾召喚獣を送り込んで、やられたら爆発して範囲ダメージという面白召喚獣。
こういうコンセプトは非常に面白くて好き。
ただ、3体巻き込めれば良い方という感じで、そこまでの活躍は期待できない。
所詮3点なので高レベルの敵になるとかすり傷レベル。
下攻撃はほどほど。貴重な火元素生成スキル。
その面白さと、一応3点範囲ダメージは喪失カード及第点ということで、たまーーに採用しますが、不確実性が高く高レベルでは戦えないですね。
個人的評価:★★☆☆☆
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LVMの総評:
LV1同様にそもそもイマイチ使えないカードだらけ。
召喚獣毎に特徴をつけているのは良いと思いますが、そもそも弱すぎて使えない使いたくない。
LVXを見たあたりから、このクラス大丈夫だろうかと、使ってる人は不安になってくると思う。
その不安は正しいです(笑)
1回使ってみて予想通り弱くて使わなくなるカードだらけですね。
召喚獣はHPを上げるとか移動は選択できるとハウスルールを設けないと弱すぎますね・・・
↓↓ LV2のカード
陶器の馬
行動速度:13
上の効果:
・君か召喚獣の移動時に土元素消費で移動+2、1経験値、永続、喪失
下の効果:
・移動5、跳躍
行動速度と移動力は非常に優れたカード。
このクラスのほぼ最速行動速度のカード。
行動速度が非常に遅いクラスなだけに有難い。
しかし、上効果が残念な感じ。
土元素消費しなければ意味がなく、効果も移動力が+2されるだけ。
スペルウィーヴァーからワンランク落とした元素職にしたかったのかもしれないが、中途半端にこういう元素消費系スキルを持っているのが非常に残念。
正直この効果のために1枚喪失する価値はないでしょう。
ということで上効果には期待せず、速度と跳躍5移動が欲しいなら使うべき。
個人的評価:★★☆☆☆
虚空をつかむ
行動速度:62
上の効果:
・攻撃2、射程3、呪い
・闇元素:気絶、1経験値
下の効果:
・攻撃2、射程3、治癒2(自身)
えー、、、召喚獣は???
と思いますよね(笑)
ただ、呪いを付与できる遠距離攻撃はかなり貴重なので中々良い。
一発撃ちこんでおけば無駄にはならない。
闇元素があれば気絶も付けられる。
(このクラス自身で闇元素生成するのは至難の業だが)
更に貴重な下ボックスの攻撃スキル。
回復もついている。
といった感じで中々の良カード。
正直他のクラスと比べると心もとないダメージ量だが、このクラスとしてはマシな方。
個人的評価:★★★☆☆
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総評:
「虚空をつかむ」の方が強いと思います。LV3のカードとも相性が良い。
行動速度重視なら「陶器の馬」でも良いと思いますが、元々移動力豊富でダメージ源に乏しいクラスなので、採用するべきかは悩ましいところ。
↓↓ LV3のカード
絹を切り裂く
行動速度41
上の効果:
・君に隣接するHP5以下の全通常敵を倒す、2経験値、喪失
下の効果:
・治癒4(自身)
・土元素:治癒+2、経験値1
おおお!一撃必殺スキル来た!
スカウンダレルみたい!
ってなんでやねん。ですわ。
このクラスにこういうの求めてないと思うんだが、何でこういうスキルを用意したのか。
色々変わった要素を詰め込もうとして、結果、器用貧乏になっているクラスな気がしますね。
どの能力も取ってつけた感じがして、中途半端で尖ってない。
相手がHP5以下なら素直に5ダメージ与えて倒しましょうって話。
装甲持ちには強いかもしれないが、状況は限定的。
喪失スキルなのでそう簡単には使えない。
下段も回復4は強いが、回復するなら仲間も標的にしたいよね。
使いづらい印象です。
個人的評価:★☆☆☆☆
にじり寄る権化
行動速度86
上の効果:
・スライムの精霊召喚、2経験値、喪失
・スライムの精霊:HP4、移動3、攻撃1、装甲2、錯乱
下の効果:
・攻撃3、射程3、足止め
・闇元素消費、呪い、1経験値
ようやく追加の召喚獣が登場。
なんと、装甲2持ちで、移動力も3。
攻撃力は期待できないが錯乱付き。
ということでタンク召喚としてはまずまずの性能。
LV1の鉄の獣召喚よりは大分しっかりしたタンクです。
回復しながら使えば、そこそこ長持ちしてくれる。
更に下スキルは待望の威力3攻撃。
射程も3と十分。
LV2の虚空をつかむと合わせて、5点攻撃・呪い・足止めが可能。
闇元素を消費すれば更に効果を上乗せできる。
下段も普通に便利だし、上段の召喚もマシな方。
ということで悪くない。
個人的評価:★★★★☆
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総評:
「絹を切り裂く」は本当に何でこんなの用意したと言わざるを得ない。
このクラスが器用貧乏であることの象徴のようなカードですね。
「にじり寄る権化」はそれなりにまともなカードなのでこちらを使うのが良いでしょう。
↓↓ LV4のカード
次回の記事に記載予定。
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以上、隠しクラスの1つ「サモナー」の紹介(前半)でした。
かなりボロクソに書いてしまってすみません。
さっきも書きましたが、私はグルームヘイヴンでの召喚獣を使った立ち回りとか非常に楽しみにしてたんですよ。
そういう考えの私ですら、楽しさを感じられないイマイチだと思ってしまうレベルのクラスです。
召喚獣のイマイチさは海外でも議論になっている話で、喪失というコストに対して他クラスの喪失スキルほどの成果をあげられないんですよね。
2,3体連続召喚したら一気に脱落コースなので、沢山召喚出来ないのも痛い。
他のクラスって、大体がレベルが上がると明確に強くなっていき、最終的には大活躍するようになるわけです。
そんな感じのワクワクさとか楽しさが、このクラスには全然感じられなかったので素直に感想を書いてしまいました。
次回はLV9までのカードを紹介します。
最終的には何とか戦闘スタイルが確立できたと私は思っています(笑)
その2へはこちらから↓
グルームヘイヴン 日本語版 拡張クラスの1つ「多重円のクラス」の紹介 その2
↓マルチもソロも面白すぎるグルームヘイヴン日本語版。