遂にグルームヘイヴン完全日本語版の発売日が迫ってきました!
先行予約した方はグルームヘイヴン完全日本語版が手元に届くことを皆心待ちにしていることでしょう。
私もその一人です。
なのですが、色々と情報を集めていて、これはグルームヘイヴン完全日本語版のプレイ前にやった方が良いと思う点が幾つかあったので紹介しておきます。
何か気になることあれば日々更新していきます。
グルームヘイヴン日本語版のプレイ後に気づいたことも、既プレイ目線でいくつか追加・更新しています。
↓完全日本語版が遂に発売!まさかのお値段。
グルームヘイヴン(Gloomhaven)完全日本語版 プレイ前にやるべきことまとめ
グルームヘイヴン発売が楽しみ過ぎます。
ただ、いきなりプレイして後悔しないためにも、私個人がプレイ前にやっておくべきだと感じたことを、徒然なるままに書いていきます。
その1:有志のGloomhaven英語版の翻訳ルールブックや日本語版動画で予習する
英語版をプレイされている方で、ルールブックを日本語化して公開されている方がいらっしゃいます。
有志の日本語化ルールブックを感謝して事前のルール確認の参考にさせて頂くことをおすすめします。
このゲームは非常にルールが多く、開封後に0から遊ぼうとすると幾ら日本語版とはいえ、それだけで半日くらい潰れそうです。
なので、あらかじめルールを予習しておくのが良いでしょう。
特にこのゲームのコアである戦闘に関しては熟読しておいた方が良さそうです。
幸い私は戦闘に関しては、ゲームマーケットで試遊で来たのである程度はイメージが出来ていますが、このゲームを初プレイされる方はどうやって何をして良いのかさっぱりでしょう。
敵の行動や状態異常なども理解しておかないといざという時に何度もルールブックを見直すことになってしまうでしょう。
間違ったプレイやルールを理解しないでプレイすると、台無しになってしまうこともあるかもしれません。
(追記) 残念ながら作成者の方が英語版説明書の日本語訳の公開を終了されたようです。
ちなみに英語版ルールブックは以下のリンクから閲覧可能です。
代わりにこちらで予習するのも良いでしょう。
私は日本語版説明書が手元にない状態で、ふと疑問に思ったことがあれば、こちらのルールブックで確認しています。
↓英語版ルールブックが読めます
https://online.flippingbook.com/view/598058/
また、つい先日、遂にHAL99さんがグルームヘイヴン日本語版の解説動画をYoutubeに上げられておりました。
こちらもゲームを開始するまでのイメージがわきやすくなるので必見です。
その2:スリーブを使うか決めておく
個人的にはあまりスリーブを使う予定はありませんでしたが、スリーブを使おうとしている方もいらっしゃるようです。
スリーブだけで7000円近くになるみたいですね(笑)
これもいざという時には用意できないでしょうし、使うなら予め決めておいた方が良いでしょう。
ちなみに自分が使用するデッキは全て手札に入る公開情報なので、ドミニオンのデッキ構築のように、カードが傷つくことで何のカードであるか事前にわかってしまい、ゲームが台無しになるようなことは起きません。
イベント等の使用頻度の低いカードはほぼ全て当てはまります。
唯一スリーブに入れてもいいかなと思ったのが、攻撃補正カードやモンスターの戦闘カードですね。
敵も味方もこれによって、攻撃値にランダム性がもたらされるわけですが、次に引く補正値がわかってしまうと台無しです。
また、モンスターの行動は固有の戦闘カードの山から1枚引いてランダムで決まります。
これも次にモンスターがどういう行動をするかがわかってしまうと台無しです。
傷つかないようにスリーブに入れるのはアリかもしれません。
これらのランダム性をもたらすカードはすべてミニユーロサイズの大きさです。
なので、ミニユーロサイズのスリーブは使ってもよいかと思います。
↓補正カードは44mm*68mm。一般的なミニユーロタイプのスリーブを使います
1000カードスリーブfor gloomhavenボードゲーム44 mm x 68 mm
その3:オーガナイザーを使うか決めておく
これまたスリーブと同じ話ですが、スリーブよりも重要度は高そうです。
オーガナイザーを使わないと準備と片付けが非常に面倒で時間がかかり過ぎるという話も聞きます。
私も買ってしまおうかと悩んだのですが、そもそもどれ位準備と片づけに時間がかかるのか疑問だったので、まずは平常運用してみて、あまりにもきついと感じたら導入も検討しようかと思っています。
100均のアイテムを駆使して整理している人もいるので、私もどちらかと言えばそっちで頑張る派かなぁ…
どうやったら効率化できるかを悩むのも楽しいかもしれません(笑)
それなりの値段ですが、準備と片付けにかかる時間がトータルで何十時間分も浮くので、お金で時間を買うと考えると十分安いものかもしれません。
↓色々なオーガナイザーが売られています
その4:キャラクターシート・パーティーシートを印刷する
これは個人的に非常に重要で絶対にやっておくべきと感じた準備になります。
このゲームの内容物を見ればわかりますが、キャラクターシートは各キャラクターに1枚しか入っておらず、パーティーシートも1枚しか入っていません。
キャラクターシートは各キャラクター固有のシートになっています。
ボーナスによる恩恵がキャラクターで違います。
なので本当に各キャラクターで1枚しか用意されてないわけです。
つまりそのシートを使ってしまったら代わりのシートが無くなってしまいます。
これはちょっと致命的かなぁ・・・と感じます。
(探せばBGG辺りに印刷用データがある気もしますが)
このゲームは複数パーティを組んで並列に冒険したり、同じ職業で別キャラクターを作成しても良いはずです。
アイノックスのブルートAを使っているパーティXと同時に、アイノックスのブルートBを使っているパーティYが存在しても良いはずです。
その場合、キャラクターシートやパーティシートが各1枚しかないと、そういうプレイが出来なくなってしまいます。
ということでキャラクターシートとパーティシートの印刷は忘れずにやりましょう。
(注意) 本情報は開封前に記載したもので若干間違っています。実際には同じシートが5枚セットになったものが一冊ずつ入っており、わざわざ印刷しなくても複数パーティーや複数同一キャラクターのプレイが出来るようになっています。
ちなみにこれらのシートですが、小さい文字で記入するのをお勧めします。
お金や経験値などはシナリオが進むにつれてかなり細かく増えていくため、スペースが一杯になりがちです。
また、鉛筆で書けば最悪消せるので、ボールペンなどよりは鉛筆で書くことをお勧めします。
↓こういうやつですね。コピーしなくてもpdfとか落としてきて印刷でも良いかもしれません。
その5:剥がしやすいシールを注文するか考える
海外ではグルームヘイヴンのRemovable Stickなるものが出ています。
これは、通常の内容物のシールと違って貼っても剥がせるタイプのものになります。
正確に言えば、剥がしやすい、ですね。
通常のシールは爪を立てて頑張らないと剥がれないようですが、このリムーバブルスティックは簡単に貼ったり貼りなおしたりできます。
とまあ買おうかと悩んだのですが、結局私は購入を見送ることにしました。
このゲームを遊んでシール張りまくってクリアした状態から、果たして全部シール剥がしてまた遊ぼうと考えるだろうか、と考えてしまったからですね。
中古で売却したいのであればそれもアリなのかもしれませんが、シール以外のコンポーネントも傷つけずに遊べるのか?っていう。
魅力的なアイテムなのは間違いないので、気になる方は買っても良いかもしれません。
(追記) このゲームではシールを貼って、「攻撃3」→「攻撃3+1」のように、キャラクターが使用するカードの性能向上が可能です。ただ、一度シールを貼ってしまうと、以降元に戻せません。カードの性能向上に使用するシールのためにも剥がせるシールは入手しておいても良い気がしています(まぁ、一度貼った能力向上シールを剥がすのは本来ルール違反なのですけれど)。これで心置きなくカードの性能向上を楽しむことができるようになります。
↓貼って剥がしてまた貼れるグルームヘイヴンシールセット
Gloomhaven Removable Sticker Set
その6:マップの写真を撮っておこう
このゲームでは色々と2度使えないものがありますが、まっさらなマップは恐らくゲーム開始初日にしかお目にかかれないでしょう。
折角なので記念すべき初プレイのマップの写真は撮っておいた方が良い気がします。
数年後にクリアした際の記念に残りますよ(笑)
その7:アークライト公式のグルームヘイヴンエラッタ集を確認する
発売前日にいきなりアークライトHPにグルームヘイヴンのエラッタが公開されました(笑)
今のところ、パッと見てそこまではキツイものでは無いです。
ということでチェックしてみましょう。
ネタバレなものはほぼないので見て問題ないと思います。
エラッタもネタバレを嫌がって見れないのはどうしたらいいものか…
進度によってエラッタ有無がわかるようにしておかないと厳しそうですね。
例えば、ラスボスのエラッタとか何も考えずに公開されたら台無しなわけで。
(追記) 2020/1/23の日本語版正式発売日に合わせて公式エラッタが追加されていました。
気になるものも大分増えてきたのでチェックしておいたほうが良いです。
ちなみにネタバレ対策に関しては、とりあえず名前を伏せて載せるようにしたようです。
ただ、とある「人生の目標カード」の内容をガッツリ公開して訂正していました。
ぼかそうと思えばぼかせるのに、何でそこまで詳細に書いたのやら・・・
どういう人生の目標があるのかを知ることも、私個人的にはネタバレだと感じます。
せっかくの秘密目標システムなのに、あの人あの人生の目標なんじゃない?ってわかっちゃうと楽しさ減ですよ。
ということで、アークライト社のネタバレ防止策が若干怪しい気が個人的にはしているので、公式エラッタとはいえ見る方は注意して見たほうが良さそうです。
↓こちらからどうぞ
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その8:SNSからの情報収集とSNSへの情報発信にはご注意を
発売後もtwitter等で検索してグルームヘイブンの情報集めてワクワクしてたりしたのですが、日本語版に関して、若干ネタバレ気味な情報をばらまいている残念な方が既にちらほらいました。
本人は悪気無いのか、ネタバレだと思っていないのかわかりませんが、少なくとも私は若干萎えました。
グルームヘイヴンには隠し要素や固有のイベントなどが沢山入っていますが、そういうデザイナーが意図的に隠し要素にしているものを公開するってネタバレだと思いませんかね?
当然ですが一度きりのサプライズやワクワク感含めてグルームヘイヴンの楽しさなわけですよ。
最近、私の1キャラクター目が引退しましたが、次に開放された新キャラクターには最高にワクワクしました。
こういう経験って驚きやワクワクがあるから楽しいのであって、例えばその新キャラクターの能力などの詳細が既に分かっている状態で開放されたとしても、楽しさは半減してしますよね。
SNSでアピールしたいがために、何も考えないで踏み込んだ内容まで情報を漏らす人は今後も増えるでしょう。
不特定多数の人が発信する場ですし、周りからみられているという認識もない、自分たちのコミュニティにしか発信しているつもりがない人も多いので仕方のないかもしれませんが。
ということでネタバレで萎える可能性があるので、日本語版発売以後の情報集めは気をつけた方が良いと思います。
逆に情報発信される際には、是非お気を付けください。
一度ネタバレ情報を発信してしまうと、次にどんなネタバレをばら撒かれるかわかったものじゃないので、ブラックリストに入って、周りからブロックされてるかもしれませんよ。
ただ、全く情報を集めない発信しないのも手ですが、折角買ったのだし流石にそれも寂しいですよね。
どう気を付けるべきかは...私も含めて購入者の課題ですね(笑)
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その9:コンポーネント整理グッズを用意する(不用意にコンポーネントを全て空けない)
このゲームで、遊ぶ前に全てのタイルをボードから取り外してしまうのは、かなり危険です。
大量のタイル系コンポーネントの収納方法が用意されていないからですね。
そのため前もってコンポーネント整理について方針を立てておかないと痛い目に合うでしょう。
私は先ほど紹介したオーガナイザーを使わずにプレイしているのですが、既にコンポーネントの整理が正直厳しくなってきています。
何と最近のボードゲームらしからず、収納用のチャック付きビニール袋は1枚も入っていません
カード類やフィギュア、キャラクター用の所有物は入れる場所あるのですが、大量のボードから抜いた大量のタイル類のコンポーネントを入れておくものが用意されていません。
大量のボードから抜いたコンポーネントは、全てごちゃ混ぜにして、ぶちまけて入れておくしかありません。
小さいダメージトークンとかどーするの?これ?
私は必要最低限のコンポーネントしかボードから抜かないようにしているのですが、1、2シナリオでもう収納問題に直面しています(笑)
これはこのゲームを遊んで行く上で切っても切り話せない問題ですね。
少なくともコンポーネント小分け用のチャック付きビニール袋は必要ですし、もっと色々整理グッズを買わないと片付けられなさそうです。
何日か出しっぱのまま遊べる人はまだ大丈夫ですが、遊ぶたびに出して閉まってする人には、この問題への対応は必須ですね。
お気をつけ下さい。
↓こういうジッパー式ビニールは1枚も入っていないので購入は必須級。
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その10:使うクラスと難易度を考える
準備というかプレイ前の注意点という感じです。
このゲームは開始時に6種類のクラスから選択してキャラクターメイクしますが、一般的なゲームと同様にパーティのバランスは考えた方が良さそうです。
2人プレイで例えば後衛の遠距離職2キャラクターのみでプレイするのは、バランスが悪くかなりキツいと思います。
また使い易いクラスから使いづらいクラスまであります。
気持ちよくプレイするには使い易いクラスからプレイするのが良いかもしれません(勿論、プレイヤーの好み優先の方が良いとは思いますが)
「ブルート」や「スカウンダレル」辺りは、そこまで考えないでもガンガン暴れられて簡単に楽しめると思いますが、「クラグハート」や特に「スペルウィーヴァー」辺りは癖が強くて、工夫しないと初めは活躍出来ない気がします。
(シナリオ序盤でやられてしまって気分を害したのか、体力とカード枚数の少ないスペルウィーヴァーに対して、ネガティブなコメントをしている人も見かけました)
慣れると強かったり尻上がりなクラスだったりすることもあるので、キャンペーンの序盤以外は気にならなくなるかもしれませんが。
難易度ですがシナリオ1は「イージー」を絶対に推奨します。
初プレイで慣れていないため「イージー」でも十分高難易度でしたし、感触をつかむためにも良いでしょう。
このゲームの「イージー」は全然「簡単」ではないので、普通に失敗するレベルの強さです。
「ノーマル」でプレイして返り討ちにあうのを許容するなら良いと思いますが、同じシナリオを何度もリプレイするのは疲れてきますし、遊ぶ時間も限られていると思います。
私もプレイ前は絶対「ノーマル」でプレイするぞと意気込んでいましたが、結果的に「イージー」で遊んで正解だったと思っています。
感想をチラ見すると結構多くの方が「イージー」プレイを推奨していますね。
多分何度か返り討ちにあって疲弊した経験があるからでしょう。
まずは「イージー」でやってみて、次のシナリオから難易度を「ノーマル」に戻すかどうするか考えるので良いのではないでしょうか?
「シナリオ1簡単だったな。次はノーマルでやろう」という感想より、「難しすぎる・・・次もイージーでやろう」という感想の方が間違いなく多いと思います。
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その11:プレイ効率化グッズを導入する
グルームヘイヴン日本語版、発売後に大分遊びましたが、私は3人プレイで1つのシナリオクリアに平均2.5時間位かかっています。
かなりヘヴィでこれは重ゲー1回分くらいのゲーム時間です。
このように時間のかかるボードゲームですから、皆さんかなり色々な効率化グッズを導入されているようで、それらは快適に遊ぶのには必須だと思います。
上手く効率化できるか否かで、1シナリオで30分位は増減しそうです。
先に紹介したオーガナイザーも効率化グッズの1つだと思いますが、今回はそれ以外の効率化に便利なものをいくつか紹介しようと思います。
私もまだまだ改善途中ですが、参考になれば。
・トークントレイ
ボードゲーマーなら持っている方も多いと思いますが、ダメージトークンや貨幣トークンなどを入れておくトレイです。
トークンをいちいちジップロックなどから取り出して置くのは非常に手間がかかります。
遊ぶ前にトークントレイに入れておけば簡単に効率化できます。
こういう遊ぶトークンや敵コマなどを入れておくためのトレイは効率化のためには必須級でしょう。
↓こういうトークントレイは必須級。様々なボードゲームに使えて便利。
・サイコロ
このゲームで頻繁に扱うことになるコンポーネントの1つは間違いなくダメージトークンです。
3番のモンスターに3点ダメージでダメージトークンを3個置く、などは何度も何度も何度もやることになります。
これはこれでアナログなダメージ管理ができて楽しいのですが、慣れてくるとかなりのタイムイーターだと気づくと思います。
ダメージは小さいサイコロで代用しましょう。
サイコロの向きを変えるだけでダメージ管理ができるようになります。
6面ダイスで十分です。
7面以上のダイスだと、今度は期待する値を探すのに時間がかかります。
7以上のダメージは通常のダメージトークンを使ったり、ダイス2つ使ったりで十分効率化になります。
ちなみに私もダメージ関連にサイコロを使うようになってから、格段にプレイしやすさが向上したと感じています。
折角なので最初はダメージトークンを使うのが良いと思いますが、慣れてきたらサイコロを導入するのをお勧めします。
正直私はもうダメージトークンを使ったプレイには戻れません。
↓諸々のダメージ管理用に超便利。もう一回り小さくても良いかも?
・敵管理用アプリ
こちらは英語版しかありませんが、敵のHPなどを管理できるスマフォアプリが無料で公開されています。
タブレットなどに入れておけばかなり快適になるでしょう。
スペースも節約できますし、敵のダメージ管理の時間も減らせます。
攻撃カードの公開とシャッフルも可能です。
ただし、アナログ感が失われることになるので、使い過ぎには注意が必要です。
私もダウンロードはしてみましたが、使用していません。
・輪ゴム
キャラクターカードや補正カードなど各種カードは、最初しっかりビニール等でまとめられていますが、まとまった状態から1,2枚抜き差ししただけで、直ぐにばらばらになってしまうことに気づくでしょう。
キャラクターの箱に戻すときにカードがバラバラだと、箱に入れづらくてイライラすると思います(笑)
オーガナイザーがあればその辺の管理もできるのでしょうが、ない場合はカードはそれぞれ輪ゴムでまとめてしまうことをお勧めします。
↓家に輪ゴムが無いなら今すぐ買いましょう
・マップタイルの管理用フォルダ
AからNまでのマップタイルが登場しますが、それらをちゃんと管理しておかないと、そもそもシナリオを開始するのに時間がかかりすぎます。
例えば、このシナリオでは、「A1とB3とG2とH1のタイルを使ってこういう地形を作る」という風にシナリオブックに書かれているのですが、何もしなければ、「Aのタイルどこだ?Bのタイルどこだ?」となって、目的の地形タイルを探すので何分もかかってしまうでしょう。
なので、このアルファベットの地形タイルはここにある、という風にわかりやすく管理しておくのは効率化のために非常に重要です。
色々な方法がありますが私はジップ付きのビニールに入れて、それにアルファベットのシールを貼って管理しています。
ちなみに26cm×23cmであるNタイルが最大サイズのタイルなので、それが入るものであれば大丈夫かと思います。
A4サイズだと大半のタイルは入るのですが、Nタイルなど一部タイルがぎりぎり入らない可能性があるため注意が必要です。
↓チャック付きビニールで代用
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その12:開封して即プレイが出来ると思わないこと
気になったので追記します。
グルームヘイヴンを購入して、遊ぶタイミングで開封して、その場で即プレイしようとするのはかなり危険です。
このゲームは箱を開けて説明書をちゃちゃっと読んで、はい今からスタート、ってできるような単純なゲームではありません。
インストしてくれる方がいるならまだしも、初めての方だけでプレイするなら、ルール把握や事前準備に2、3時間位はかかると考えた方が良いです。
購入して開封してさあ初シナリオをやるぞ!ってなって実際にプレイするまでかなり時間がかかるわけです。
それだけ最初の準備に時間をかける価値のあるゲームだとは思いますが、一緒にプレイする方のモチベーションが保てないかもしれません。
持ち主が事前に説明書を全て読み込んで、可能であればシナリオ1をセットアップした状態で、プレイする仲間と合流するのがベストでしょう。
コンポーネントの整理なども必要ですし、快適にプレイを開始するためにも、前準備はしておくに越したことはありません。
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その13:欲張らずグルームヘイヴンだけ遊ぶこと
久しぶりの追記です。
グルームヘイヴンをプレイする際のトラップの1つは、その準備時間が異常にかかるという点にあります。
周りを見ている限り、折角いざグルームヘイヴンをやるとなっても、1から準備して1シナリオだけやって片付けて終わる、ような遊び方をしている人は楽しめていない人も多いです。
まだ慣れていないとかオーガナイザーを使っていないとかだと、準備と片付けに30~60分はゆうにかかります。
欲張って同じ日に他のボードゲームと合わせて遊ぼうとすると、余裕が無くなるし、準備時間が多くなるし、疲れるしで悪い点が目立ってしまいます。
思い切って、1日グルームヘイヴンしかやらない日を作ってみるのをお勧めします。
昼からやっても3、4シナリオは出来ると思います。
同じキャラクターに使い慣れたり、LVが上がり強くなっていくと、俄然面白くなってくるゲームです。
これを1シナリオ1プレイだけで済ませるのは非常に勿体ない話です。
机に出しっぱなしにしておいて、次の日も遊ぶくらい集中して遊ぶ環境を作ってみるのが良いですね。
終わるころには、楽しすぎて次回が楽しみで仕方が無くなっていることでしょう。
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↓完全日本語版が遂に発売!気になっている方はプレ値が付く前の購入を推奨します。