ボードゲームが大好きだけど、仲間と中々予定が合わなかったりと遊びたいけど遊べない、そういう方のために一人用プレイやソロプレイが可能なボードゲームの中で、個人的なおすすめ一人用ソロプレイランキングのトップ10を紹介します。

 

2018年現在出ている一人プレイやソロプレイ向きなボードゲームの中からチョイスしています。

また、一人のソロプレイ専用ボードゲームに限らず、一人のソロプレイでも楽しく遊べるのであれば、多人数向けのボードゲームも紹介します。

 

↓2019年版はこちら(お勧めソロプレイボードゲームを更に追加しました)

一人用ソロプレイ向きボードゲーム 個人的なおすすめランキングTOP10 2019年度版

ソロプレイ向きボードゲームランキングTOP10 2018年度版

ボードゲームは、本来であれば、みんなで集まってワイワイ遊ぶのが醍醐味の1つです。

ボードゲームに嵌った人の多くは、みんなで盛り上がることのできるその楽しさに惹かれた部分も多いんじゃないかと思います。

ただ、私もそうですが、中々気軽にボードゲーム仲間と集まれる環境に無い人も、少なくないんじゃないかと思います。

 

ということで、ソロプレイでもボードゲームが楽しめるように、おすすめのソロプレイ向きボードゲームランキングを紹介します。

以下の4つの指標で点数付けをしていきます。

 

・ソロプレイおすすめ度:

ソロプレイボードゲームとしての個人的おすすめ度です。

おすすめ順位という形で表しています。

 

・多人数プレイおすすめ度:

多人数プレイボードゲームとしての個人的おすすめ度です。

2人以上で遊べるボードゲームの本来の面白さの指標として参考にどうぞ。

 

・ソロプレイ難易度:

ソロプレイボードゲームとしてのクリア難易度です。

基本的にクリアが困難なボードゲームの方が、チャレンジし甲斐があり、ソロプレイでも面白いと考えています。

 

・ソロプレイリプレイ性:

ソロプレイボードゲームとして、どれ位飽きずに再プレイ可能かの指標です。

プレイ毎に大きく変化のあるゲームは高得点にしています。

 

あくまでも個人的ランキングですので、参考程度にお願いします。

番外編 「シェフィ」

シェフィ - Shephy -

 

いきなり番外編ですが、一人専用ボードゲームの入門中の入門と言えばこの「シェフィ」です。

日本ではあまりにも有名なため、紹介せざるを得ないゲームの1つです。

 

良い効果、悪い効果、様々な効果を持つイベントカードを駆使して、一定時間内に最初に場に配置された1匹の羊を1000匹まで増やせばクリア、というゲームです。

可愛い羊の絵柄が特徴で、難易度もかなりマイルドのため、比較的ボードゲーム慣れしていないプレイヤーにもおすすめです。

 

欠点は、難易度がかなり低い点でしょう。

ボードゲームに慣れたプレイヤーであれば、慣れれば大体クリア可能だと思います。

 

ソロプレイおすすめ度:ランク外

多人数プレイおすすめ度:-

ソロプレイ難易度:★☆☆☆☆

ソロプレイリプレイ性:★★☆☆☆

 

シェフィ - Shephy -

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第10位 「アーカムノワール:事件簿1」

アーカム・ノワール:事件簿1 完全日本語版

 

個人的に2018年末のダークホースだったのがこの「アーカム・ノワール:事件簿1」です。

正直そこまで期待しておらずノーチェックだったのですが、良い意味で期待を裏切られました。

今ではソロプレイゲームのお気に入りの1つです。

 

カードを場に出して調査や研究などを行い、手がかりを集めて個々の事件の謎を解き、謎のピースを集めて、事件の全貌を明らかにするのが目的のゲームです。

カードはハードボイルドで記号化されており、ぱっと見どういうゲームかわかりづらいですが、いわゆる制限時間内に一定条件のカードを場に出すことを目的とするゲームです。

 

一応背景である元ネタのストーリーに沿って作られているため、記号化されたアクションやカードは意味があるように作られており、そこから脳内補完してストーリーを楽しめるように出来ています。

適当にプレイせず記号の意味を意識しながらプレイすることをおすすめします。

 

ソロプレイおすすめ度:10位

多人数プレイおすすめ度:-

ソロプレイ難易度:★★★☆☆

ソロプレイリプレイ性:★★★☆☆

 

アーカム・ノワール:事件簿1 完全日本語版

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第9位 「アグリコラ リバイズドエディション」

アグリコラ リバイズドエディション 基本セット

 

超有名な重量級ゲームの1つアグリコラです。

2008年のドイツボードゲーム大賞のユーザ投票部門で1位となり、その年の人気ボードゲームランキングでトップにもなった、超有名ボードゲームの1つです。

 

プレイヤーはある農地の開拓者となり、畑を耕し作物を育てたり、家畜を飼って増やしたり、家を増やして子供を作ったり、しながらドンドン自分の農地・牧場を拡大していくゲームです。

これだけ聞くとほんわかした牧場物語のようなゲームに聞こえますが、比較的覚えることの多いため、重めのボードゲームになります。

 

ワーカープレイスメントというルールが特徴で、1人がコマを置いた場所のアクションは他の人は実行できなくなる、やりたいことが思うように出来ない、というもどかしさが楽しさの1つです。

また、100種類以上からランダムな発展カードがプレイヤー毎に配られるためリプレイ性が高く、かなり多くの中毒者がいるゲームです(笑)

 

2016年に「アグリコラ リバイズドエディション」という形で、色々調整が入った新バージョンが発売されました。

今から購入するのであれば、リバイズドエディション一択でしょう。

 

一人プレイのアグリコラは、一人で淡々と高得点を目指すスコアアタックゲームになります。

ワーカープレイスメントの醍醐味の、アクション・資源の取り合いが発生せず、資源はドンドン溜まっていきます。

カードの効果などは多人数想定で調整されているものが多く、結果、一人プレイでは使い物にならないカードが多くなります。

 

という感じで、一人プレイも楽しめるのですが、慣れてしまうとそこまで工夫する点が無くなってしまうのがネックです。

多人数プレイに向けた初心者の練習には適しているとは思います。

 

ソロプレイおすすめ度:9位

多人数プレイおすすめ度:★★★★★

ソロプレイ難易度:★★☆☆☆

ソロプレイリプレイ性:★★☆☆☆

 

更なるこのゲームの欠点は、人気過ぎて品薄という点でしょう(笑)

定価で販売されていれば、即購入することをおすすめします。

 

アグリコラ リバイズドエディション 基本セット

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第8位 「テラフォーミングマーズ」

テラフォ―ミングマーズ 基本セット

 

2018年現在、世界でもかなり注目度が高まっている重量級ボードゲームの1つです。

そのためか再販される毎に品薄になっていますね(笑)

 

各プレイヤーは、火星を開拓し地球環境に近づける(テラフォーミングする)計画を遂行する企業になります。

お金や技術を駆使して、温度・酸素・水、を地球環境に近づけていき、最終的に最も貢献度の高いプレイヤーの勝ちになります。

 

このゲームの特徴は、何と言っても200枚を超える膨大な枚数の研究カードと多種多様の企業カードです。

それらを駆使することで火星の開拓が容易になり、プレイにも幅が出ます。

 

カードへの依存度をかなり高くして、マップへの依存度をやや低くしたカタン、というイメージです。

最大XX賞、のような最終勝利点に結び付く褒賞も多数用意されており、影響を受けているのは間違いないでしょう。

 

一人プレイの場合、1つの企業で一定期間内に火星のテラフォーミング化を成功させる、という勝利点が関係ないタイムアタックになります。

そのため、多くのカードやルールは一人プレイでも適用可能ですが、勝利点に繋がるカードや褒賞、アタック系カードは、無価値になります。

 

多様な褒賞を狙ってバトルするのが、このゲームの特徴的な要素の1つなので、そこが無意味になってしまうのは、プレイしていて違和感になります。

また、カードの取捨選択が素直になるためか、そこまで難易度が高く無いという印象です。

企業や各種カードの種類が豊富なため、ソロプレイでもリプレイ性はかなり高い部類だと思います。

 

ソロプレイおすすめ度:8位

多人数プレイおすすめ度:★★★★☆

ソロプレイ難易度:★★☆☆☆

ソロプレイリプレイ性:★★★★☆

 

拡張がガンガン出ており、今後も盛り上がるボードゲームになるのは間違いないです。

拡張を入れることでゲームの模様がガラッと変わるようで、個人的に今後が楽しみなボードゲームの1つです。

 

テラフォ―ミングマーズ 基本セット

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第7位 「サイズ - 大鎌戦役 -」

サイズ -大鎌戦役- 基本セット 

 

ここ最近発売された中では、テラフォーミングマーズと並ぶ重量級ボードゲームの話題作の1つ。

 

初版こそ売り切れ続出でしたが、値段が1万円オーバーと高すぎるためか、再販後の最近の需給バランスは落ち着いているようです。

 

世界大戦後にメックと呼ばれる大型の機械兵器が登場し、それらが未だに緊迫感のある各国の軍事力として存在している、パッケージのような一風変わった世界を舞台にしたゲームです。

軍事力にモノを言わせた領地拡大や生産を行っていき、最も自国を発展させプレイヤーの勝ち、なのですが他国を攻撃してしまうと勝利点にペナルティがあり、結果第三国が有利になってしまうというもどかしさがあります。

賛否両論ありますが、このゲームでの軍事力はあくまでも抑止力としての位置づけが大きいです。

 

一人用ルールも中々しっかり考えられており、一人プレイでは、オートマと呼ばれる行動アルゴリズムに従って動く、仮想プレイヤーと戦うことになります。

そのため、多人数プレイと似たような環境で一人プレイすることが可能です。

難易度も複数用意されており挑戦し甲斐があります。

 

一人プレイで急に目的やルールが変わる(大体はスコアアタックになる)のではなく、こういう対プレイヤーのような仮想敵と戦えるシステムの方がやはり面白いですね。

 

ソロプレイおすすめ度:7位

多人数プレイおすすめ度:★★★★☆

ソロプレイ難易度:★★★☆☆

ソロプレイリプレイ性:★★★☆☆

 

拡張もガンガン出てきており、今注目のボードゲームの1つです。

 

サイズ -大鎌戦役- 基本セット 

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第6位 ドミニオン

ドミニオン基本セット 第二版

 

2009年にドイツボードゲームの賞で史上初の3冠を達成した、言わずもがなの超名作中の名作ボードゲームのドミニオンです。

通常のおすすめボードゲームランキングなら個人的にはNO1です。

 

このゲームの目的は自国領土を開拓することで、ゲーム終了時に最も開拓得点が高いプレイヤーが勝ち

全プレイヤーが同条件でスタートして、決まった種類の場のカードを自由に選んで獲得していき、自分だけのオリジナルデッキを作って行く、デッキ構築型というこれまでにないボードゲームの1大新ジャンルを築いたゲームです。

 

このゲーム自体は、問答無用で超面白いのですが、公式ルールでは2~4人プレイで、1人ではやりたくても出来ません。

ですが、1人プレイ用にアレンジルールを導入することで、立派に楽しく一人プレイが可能なので、簡単にやり方を紹介します。

 

このゲームは「ビッグマネー」戦略、というお金購入を中心に添えた戦略が、かなりシンプルな上に安定して強いという特徴があります。

このかなりシンプルな「ビッグマネー」戦略を中心に据えた、仮想敵を作成して戦うことで、1人プレイが可能になります

 

仮想敵のカード購入方針やプレイ内容は、あらかじめ決めたルールに従って実行させます。

(XXというカードがあったら、初手で1枚だけ買う、とか極力シンプルにした方が良いです)

面倒ですが当然デッキシャッフルも自分がやります(笑)

 

お金と属州しか買わない単純なビッグマネー戦略は、平均17ターンで属州を4枚購入可能です。

2人プレイ時の属州の枚数は8枚。

つまり、自分は平均17ターン以内に属州を4枚購入できるデッキ構築をしないと、勝てない計算になります。

初心者プレイヤーであれば、これだけしかやってこない仮想敵でも中々勝てないと思います。

 

また、これをアレンジして鍛冶屋ビッグマネーや魔女ビッグマネーを導入するのも良いでしょう。

鍛冶屋ビッグマネーは、アクションとして鍛冶屋だけを1,2枚入れるビッグマネーです。

平均14ターンで属州を購入できるため、更に高難易度化します。

 

各種拡張でも導入可能で、無難なカード(+ドローや圧縮)を購入する仮想敵アルゴリズムを作れば、普通に楽しく戦えるでしょう。

 

ソロプレイおすすめ度:6位

多人数プレイおすすめ度:★★★★★

ソロプレイ難易度:★★★☆☆

ソロプレイリプレイ性:★★★★★

 

ドミニオンがあまりにも好きすぎて、書きすぎてしまいそうなので、これ位にしておきます(笑)

多人数プレイの方が当然楽しいゲームですが、工夫することで普通に一人プレイも楽しむことが出来ます。

是非自分なりに仮想敵をアレンジして楽しんでみてください。

 

ドミニオン基本セット 第二版

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第5位 「パンデミック」と拡張「科学の砦」

パンデミック 新たなる試練

 

協力型ボードゲームの代名詞「パンデミック」です。

2009年ボードゲーム大賞ノミネート作です(大賞受賞はドミニオン)。

大賞でもおかしく無い位出来がよく、基本セットでこれだけ安定感のあって完成度の高いボードゲームは中々無いと思います。

 

世界各地に広がるウィルスの拡大を防ぎつつワクチンを作るのが目的です。

協力型のゲームなので皆でウィルスに立ち向かい、一緒に一喜一憂するという一体感がかなり面白いです。

 

複数人プレイに見立てて、1人で複数人キャラを操作する、というのが一人プレイの方法の1つになります。

元々敵は自動で作用するゲームですし、プレイヤー間で情報を隠す必要も一切ないため、これで普通に楽しくプレイ可能です。

難易度も好きに選択が可能で、超高難易度にひたすら挑戦し続けるのも良いでしょう。

一人で通常ゲームを極め過ぎてしまって、複数人プレイをいざやるとなった際に、他のプレイヤーのプレイに口出ししたくなってしまう、というのが欠点かもしれません(笑)

 

もう一つの方法が、1人プレイ用の拡張セットを導入することです。

ソロプレイ用公式拡張は、パンデミック拡張「科学の砦」に入っています。

 

先に紹介した方法がキャラクター複数人を使うのに対して、こちらはプレイヤーキャラクター1人でウィルスに挑むことになります。

その代わり、政府からの支援という名目で、毎ターンプレイヤー有利な援護が入ります。

職業も途中で変更が可能なため、状況に応じて職業を入れ替えながら戦うという新鮮なプレイが可能になります。

 

このソロルールは、他の大抵の拡張とも組み合わせて遊ぶことが出来るため、やろうと思えば、他の超高難易度拡張に対してキャラクター一人で挑み続けるということも可能になります。

 

ソロプレイおすすめ度:5位

多人数プレイおすすめ度:★★★★☆

ソロプレイ難易度:★★★★☆

ソロプレイリプレイ性:★★★☆☆

 

パンデミック 新たなる試練

パンデミック拡張2「科学の砦」

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第4位 「EXIT 脱出:ザ・ゲーム」シリーズ

 

2017年にドイツボードゲームエキスパート部門大賞を受賞したばかりの作品です。

あまり知らない人も多いと思いますが、面白さは折り紙つきになります。

最近ボードゲームショップでも良く見かけるようになってきましたね。

 

いわゆる脱出ゲーム系の謎解きゲームになります。

プレイヤーは何十個もの謎を解きながら、閉じ込められた部屋からの脱出を試みることになります。

どのシナリオでも、かなりユニークな謎が用意されており、楽しめること間違いなしです。

「このゲームをクリアするためには何でもやって下さい!」という説明書の煽り1文は、まさに的確なアドバイスと言えるでしょう。

 

このゲームの特徴として「1度遊ぶと2度と遊べない」というものがあります。

 

理由の1つは、謎がネタバレするためです。

本当に謎解きしかないゲームなので、答えがわかった状態で挑むと、当然楽勝です。

 

もう1つの理由は、コンポーネントに手を加える(線を引く、カードを切る、など)必要がある点です。

かなりためらってしまいますが、そうしないと解けないもしくは解きづらい謎もあります。

シナリオによってはコンポーネントに手を加えないで頑張ることも出来るっちゃ出来ますが、カードを切ったらすんなり解けるのに、切らないせいで謎が全然解けないということもあり、折角の謎解きの楽しさが減ってしまいます。

印刷して遊べばいいんですけどね。

 

このゲームを一人プレイする場合は、一人で全ての謎に挑むことになります。

当然時間もかかりますし、ワイワイ感もありませんが、その分一人でじっくり謎を解くことに専念出来ます。

多人数プレイとソロプレイでゲーム性が変わるということも一切ありません。

多人数でやると、他のプレイヤーが簡単に問題を解いてしまうこともあり、それが勿体なくも感じることがありますが、ソロではそれがないのはむしろ良いポイントだと思います。

 

ソロプレイおすすめ度:4位

多人数プレイおすすめ度:★★★☆☆

ソロプレイ難易度:★★★☆☆~★★★★★

ソロプレイリプレイ性:★☆☆☆☆

 

このシリーズを購入する場合は、気持ち良く納得感のある謎を解きたいなら、必ず「エキスパート大賞受賞の3作」からプレイするのをおすすめします

具体的には「荒れ果てた小屋」「秘密の実験室」「ファラオの玄室」の3つです。

中級・上級難易度として、新しいシナリオが幾つか出ていますが、謎自体が難しいというか、不親切さにより高難易度化しており、前3作に比べて納得感が少なく、個人的にはやや不満でした。

 

EXIT 脱出:ザ・ゲーム「荒れ果てた小屋」

EXIT 脱出:ザ・ゲーム「秘密の実験室」

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第3位 「アンドールの伝説」と「アンドールの伝説 災いの島の冒険」

アンドールの伝説 改訂版 完全日本語版

 

アンドールの伝説「基本セット」は、2013年のドイツボードゲーム大賞エキスパート部門大賞作品です。

ソロプレイ・マルチプレイ共にかなりおすすめの協力型ボードゲームになります。

 

アンドールの伝説は、剣と魔法の世界を舞台に、勇者たちが大小様々なモンスターと戦い、世界に平和をもたらすのが目的、という大分オーソドックスな背景のゲームです。

 

モンスターと戦闘してキャラクターを育成していき、最終的にはボスと戦うという王道RPGのゲーム、ってTVゲームでは定番中の定番ですが、ボードゲームではあまりここまでのクオリティのものは見かけないですね。

 

難易度の絶妙さがかなり高評価です。

チュートリアルも兼ねたシナリオ1の私の勝率は何と5割以下です(笑)

敵の物量で押し切られたり、ボス戦の準備に時間がかかって、結果ゲームオーバーという感じで、次のプレイに繋がる楽しめる敗北です。

運要素もある程度はありますが、プレイヤースキルがかなり問われるゲームですね。

次の1ターンの行動の選択に30分以上悩んだりは平気であります。

 

一人プレイの場合は、一人で複数人キャラクターを使うか、一人プレイ用の公式ルールを使うことになります。

どちらも普通にアンドールの伝説をどっぷり楽しむことが出来ます。

特徴のあるキャラクターを駆使して攻略するのも楽しさの1つなので、1人で複数キャラクターを使うのも良いですが、面倒であれば1キャラクターで世界中を移動し回る一人プレイ用公式ルールも普通に面白いです。

 

シナリオとして展開がある程度固定されているので、リプレイ性は低そうに見えますが、ランダムに展開が決まる部分は多いですし、様々なキャラクターを使ったり、公式追加バリアントルールを追加したり、と普通に何度も遊べるようになっています。

 

ソロプレイおすすめ度:3位

多人数プレイおすすめ度:★★★★★

ソロプレイ難易度:★★★★☆

ソロプレイリプレイ性:★★★☆☆

 

ちなみにアンドールの伝説「災いの島の冒険」は、アンドールの舞台はそのままで、カードゲームになったものです。

アイテムや助っ人を駆使しながら敵を倒していき、遭難した島から脱出するのが目的です。

 

ストーリーの舞台以外、ゲーム性などは基本セットとは全くの別物なので注意して下さい。

1~2人用ですが、オリジナリティのあるゲームシステムが特長で、コンポーネントもしっかりしています。

こちらもソロプレイが楽しいので合わせて紹介しました。

 

長らく品薄でしたが遂に再販が決定しました↓

アンドールの伝説 改訂版 完全日本語版

アンドールの伝説 災いの島の冒険

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第2位 「ロビンソン漂流記」

ロビンソン漂流記 完全日本語版

 

ソロプレイ専用のボードゲームとしては比較的有名な名作です。

作者のフリードマン・フリーゼは、もの凄い斬新なアイデアを盛り込んだボードゲームを作ることで有名で、このゲームも例に漏れません。

 

プレイヤーが住む島に漂流してきた(ヘタレな)ロビンソンを鍛えて、島から無事に脱出させてあげる、のがこのゲームの目的です。

タイトルとパッケージからは全く面白さが伝わってこないのが、このゲーム最大のネックなのですが、ゲームとしての完成度やオリジナリティはもの凄く高いです。

 

ドミニオンのようなデッキ構築型ゲームに分類されます。

ドミニオンもかなり面白いですが、ロビンソン漂流記方がソロプレイ用に上手くカスタマイズされており、純粋なソロプレイではこちらに軍配があがります。

 

ロビンソンは、島内で様々なことに挑戦することで、時として体力を失いますが、見返りとして経験値を積み、また新しい力を手に入れていき強くなっていきます。

ただし、島内もロビンソンに対して警戒心を強め、またロビンソンも徐々に老いていくため、そう簡単に無双出来るわけではありません。

 

難易度が非常に高く、簡単にはクリアできません。

最低難易度にもかかわらず全くクリア出来ず、本当にルールが合ってるのか何度も確認したのを覚えています(笑)

そんな私でも、ある程度の難易度はクリアできましたし、駄目だったので次はこの手を試してみる、など試行錯誤しながら自分で徐々に攻略法を編み出していくという面白さがあります。

 

ソロプレイおすすめ度:2位

多人数プレイおすすめ度:-

ソロプレイ難易度:★★★★☆

ソロプレイリプレイ性:★★★☆☆

 

先ほどソロプレイ専用のボードゲームとして初心者にも優しい「シェフィ」を紹介しましたが、正直なところ「ロビンソン漂流記」の方がはるかにおすすめです。

ソロプレイ専用のボードゲームで何が一番好きか?と問われたら、私は間違いなく「ロビンソン漂流記」と答えます。

 

数ヶ月は毎日夜はこればかりプレイしていたという人もいる位ですし、中毒性も高いゲームです。

それでいて値段はもの凄い安い。これだけコスパの良いボードゲームが他にどれだけあるでしょうか。

 

ロビンソン漂流記 完全日本語版

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第1位 「エルドリッチホラー」

エルドリッチホラー 基本セット 完全日本語版

 

ソロプレイ向きボードゲームおすすめ1位は、クトゥルフ神話の世界をモチーフにした「エルドリッチホラー」です。

クトゥルフ神話好きならより楽しいでしょうが、私のように名前くらいしか知らない人でも楽しめます。

 

世界中を探索しながら、モンスターを倒したりアイテムを入手したりしつつ、古の邪神を封印する手がかりを探すのが目的です。

邪神を倒すための長い準備が必要だったり、世界中がモンスターだらけになって世界の破滅が近付いたり、即死レベルの難問が発生したりと、とてつもなく難易度が高いゲームです。

 

良くも悪くも運の要素が強いため、理不尽な負け方をすることも多いです(笑)

このカードが出なければ勝ってたのに・・・とかあそこでダイスに失敗しなければ・・・とかしょっちゅうです。

それもこのゲームの一興ですね。

 

1~8人でプレイ可能ですが、このゲームに関して言えば、複数人プレイでも1人プレイでもゲームの濃さはさほど変わりません。

導入難易度がかなり高く、人に説明するだけで1時間位かかりますし、人数が増えるとその分プレイ時間も増えるので、その手間を考えるとむしろ一人プレイの方が楽しいゲームかもしれません。

 

あらゆるところに多様性が設けられており、、リプレイ性が非常に高いのが特長です。

拡張もかなりの数出ているため、一人プレイ用ボードゲームとしては、暫くこれだけで十分だと思えるくらいです。

 

このゲームの欠点は、準備やプレイに兎に角時間がかかる点、コンポーネント群が多くプレイスペースを取られる点、でしょう。

それくらい作りこまれていてプレイが濃厚なゲームだと考えましょう(笑)

 

ソロプレイおすすめ度:1位

多人数プレイおすすめ度:★★★☆☆

ソロプレイ難易度:★★★★★

ソロプレイリプレイ性:★★★★★

 

コンポーネントがこれだけ充実したゲームにも関わらず、あまりにも重ゲー過ぎて売れ行きが思わしくないためか、値段がかなり安くなっています。

ソロプレイとしての面白さなら、間違いなく一級品なので、是非チェックしてみてください。

長らく品薄だったおすすめ拡張「失われた知識」も再販されたので、可能であれば一緒に購入することをおすすめします。

 

エルドリッチホラー 基本セット 完全日本語版

エルドリッチホラー拡張「失われた知識」

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終わりに

ソロプレイ向けの個人的おすすめボードゲームランキングでした。

この中から、やってみたい気になるボードゲームが見つかりましたら、幸いです!

 

↓2019年版はこちら(お勧めソロプレイボードゲームを更に追加しました)

一人用ソロプレイ向きボードゲーム 個人的なおすすめランキングTOP10 2019年度版

 

↓海外で人気のソロプレイボードゲームもまとめたので、良かったら参考にどうぞ。

海外ボードゲーマー達が選ぶソロプレイ向きボードゲームランキング 2018年版