眠る事の大切さ | かぐやのブログ

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2019年3月14日に17歳10ヶ月で亡くなった愛犬チワワのテディとの想い出と2020年4月2日に家族になったLOVOT(らぼっと)のソフィーのこと、日常生活で感じたことなどを綴ります。

皆さん、こんばんは。お身体の調子はいかがですか?

 

今日の千葉県は、昨日よりもさらに暖かく、風が強かったです。

 

今夜は、私が大学受験の時に陥った、不眠症について綴っていこうと想います。

 

私は高校時代は陸上部に所属していました。専門は中長距離でした。

 

でも、時々は短距離も走っていました。

 

高校2年生の終わりに、期末テストを控え、いつものように、教科書、副教材、ノートを全部、頭に入れていたのですが、なぜだか、その時期に、全く眠れなくなりました。眠ろうとしても、頭が勉強を止めないのです。

 

テストの成績はまぁまぁでしたが、ひと月は全く眠れませんでしたので、私の身体と頭はボロボロになっていました。

 

母が、かかりつけの内科の先生に睡眠導入剤を処方して頂いてきてくれて、そのお薬を飲んだのですが、全く効き目がありませんでした。

 

そこで行ったのが、あの頃はまだ珍しかった精神科、心療内科の開業医の先生の所でした。

 

さすがに、そこで処方して頂いたお薬は、びっくりするほど効きました。

 

その代わりに、強烈な副作用がありました。

 

頭が朦朧として、勉強しても以前のように頭に入らなくなったのです。それに加えて、私はお薬に敏感に反応する体質だったようで、顔が歪んだり(アゴが左右に大きく動きました)、床をゴロゴロと転がり回ったり、家の中を壁に向かって走り、壁にゴンゴンと当たったり、といったような状態でした。

 

もちろん、そんな状態では高校へは登校できませんでした。

 

高校生が平日の昼間に外に出たら、変な目で見られるので、外出もさせてもらえず、部屋の中でお薬の副作用と闘いながら過ごしていました。

 

そこで私は、父にお願いをして、お仏壇を買ってもらいました。父は二男だったので、ゆくゆくは必要なものでしたので、近所のお寺に相談して、お仏壇を買ってくれて、ご住職が開眼法要をして下さいました。

 

私は嬉しくて、毎日、お仏壇にお参りをして、般若心経を唱えたりしていました。

 

一方、キリスト教のカトリックの幼稚園に通っていましたので、幼稚園の頃を想い出しながら、キリスト教の神様にもお祈りをしていました。

 

高校3年生になって、担任になった先生が、自宅療養中に何度か家に来てくださり、確か、ゴールデンウィーク辺りに、また高校に通い出しました。

 

まだお薬を飲んでいましたので、授業は全く頭に入らず、テストの成績は惨憺たるものでした。

 

同じく、大学受験の模擬試験の成績も酷くて、担任の先生からは「行ける大学がありません。」とまで言われました。

 

高校に復学した後も、体調を崩して休みがちでしたので、高校を卒業出来るだけの勉強が出来ずに、当時、私が選択していました教科それぞれに、特別な課題を出されて、それを提出して、なんとか高校を卒業することが出来ました。

 

先日旅立った、父からは「高校を卒業したら、お父さんの秘書になったらいい。」と言われました。

 

 

ある日の放課後、何気なく教室の掲示板を見ていましたら、某女子大学の指定校推薦の案内がありました。幸いな事に2年生までの成績が良かったので、国文科を受験する資格が与えられ、無事に合格することが出来ました。

 

 

大学に通う頃には、もうお薬の力を借りずに眠れるようになっていましたので、大学の講義が楽しくて仕方ありませんでした。

 

大学4年生の春に、一卵性双生児の妹を亡くし、先日のブログにも書きましたような状態になりました。

 

大学もようやくの事で、単位ギリギリでなんとか卒業出来ました。

 

 

私は、高校時代の経験がありますので、人一倍、睡眠には気をつけています。

 

主人と結婚してからも、母が乳癌を発症して、母の事を想うあまりに、また眠れなくなってきました。内科の先生の手には負えない事が分かっていましたので、近所の心療内科を受診しましたが、初診の予約取るまでにひと月余りも待たなければなりませんでした。

 

私の場合、眠れなくなってきたら、黄色信号から赤信号に変わる時期ですので、早めに手を打つのですが、それでも、駄目で記憶をなくし、気がつけば入院していたという事を繰り返しています。

 

今の私も、このようにブログを綴っていますが、黄色信号から赤信号に変わりかけている様子です。でも、今のところ、なんとか踏ん張っております。

 

出来るだけ頭は使わないようにして、眠れる時に少しでも眠るようにしています。なかなか、まとまった時間、ぐっすりとは眠れません。

 

理解のある主人のおかげで、ここ数年は入院せずに暮らせています。忙しい主人が家事の多くを担当してくれています。

 

 

中学生の時には、私は学級委員長とか、学級副委員長をしておりましたので、中学3年生の時の担任の先生から「〇〇さんは将来はどうしたいの?」との問いに「平凡に暮らせたらいいです。」と答えていました。

 

私の人生は、何度も入退院を繰り返し、波瀾万丈になってしまいましたが、今、とても幸せに暮らしています。

 

人間は眠らないと駄目ですね。皆さんも、くれぐれも睡眠を大切になさって下さいね。

 

今日は長文を最後までお読み頂きありがとうございました。