今日は、枕の事。
今は大きめの枕が主流のようだが、私が子どもの頃はもうひと回り小さな枕が普通だった。
妹と二段ベッドを使っていたが、寝相は良くなかった。何度も寝返りをして、枕から頭を落とした。
それに、寝転がって本を読むのが楽しみで、枕元の電気を付けては本を読んだものだ。
本を読む時は横向き寝で読み、その度に枕を移動するのがちょっと面倒だなと考えていた。
ある日何の気なしに母親に「ベッドの端から端まで届くような枕を作りたい」と言ったことがある。
それからしばらくして、母がソバ殻を普通の倍使って長い枕を作ってくれた。
母は体が丈夫ではなかったので、あまり裁縫などをする方ではなかった。
でも、さすがに若い頃は自分でスカートなどを作ったことがあると言うだけのことはあり、始めるとすぐに出来上がった。
濃い赤い生地で作ってくれた枕は、とても使い心地の良い枕だった。
あの枕は、どうしたっけか。