変化はどこで | 宙に還る旅

宙に還る旅

あなたが、あなたらしく生きることは美しく
どんなあなたでも愛おしい存在で、
おひさまや、月、星からも…宇宙に愛されていると
信頼するためのツールとして占星術視点をお伝えします。

2012年の8月に、革命の星天王星と、根底からの変化の星冥王星が

90度=スクエアという呼び名の角度になります。


古い占星術では、スクエアは凶角とされ、スクエアを出生のホロスコープに持つ人は

「あらあら、苦難続きの人生ですね」というような表現をされていました。


スクエアと反対に「これは幸せですよ」と言われる角度は、120度のトライン。


ところが、だんだん時代が変わって来て、必ずしもスクエアは凶ではなく

トラインが安泰ではないという読み方になっています。


例えるなら、お父様の会社を継いで、何も変化を起こさず、

その状況に甘んじて生きていく様子がトライン。

おっとりのんびりできで安定しているが故に、新たな波風は起こせない。

「社長、会社が危ない、何か新製品を開発しましょう」と言われても

従来の商品から大きく逸脱できないイメージです。


スクエアは、「会社が危ない!!何か手立てを!」と緊張感ある場所において

もっとも大きな力を発揮します。

例えるなら、まったくの平社員が、どんどん社内に新風を巻き起こし、

様々な重圧を乗り越えて、あちこちぶつかりながら突き進むようなイメージ。


スクエアは、常に「ツッコミ」が入るので、のんびりしていられないのです。


昔だったら、のんびりおっとり事業を続けても、何とかなりましたが、

現在を生き抜くには、大きな方向転換、

突破力となるスクエアは必要なものとされています。


今年夏から2014年まで、きっちりと冥王星ー天王星がスクエアになる時期は4回。

この期間は、冥王星と天王星のあるハウスで、大きな緊張が起こります。


日本帝国では、9ハウス・・・外交、象徴天皇、高等教育・・・の位置に冥王星。

12ハウス・・・福祉、ごみや廃棄物、影にある存在、暗殺者・・・の位置に天王星。


スクエアは、お互いを否定しながら干渉しあい、大きな変化となります。


(ちなみに、平成天皇は、スクエアをたくさん持っていらっしゃいます。

 野田首相も、太陽ー冥王星スクエアで、パワフルちゃん)


2014年の12月が終わる頃には、外交や教育などの部分が特に

ブルトーザーが通った後の畑のように、今までと全く違う様相になりそうです。



個人のホロスコープでも、冥王星のある「山羊座前半部分」と

天王星のある「牡羊座前半部分」の位置するハウスを比較すると

どんな変化かが見えてきますよ。


1ハウス・・・自分で自覚していないキャラクター、生き方のスタイル。

2ハウス・・・自分でつかむ物質的なもの。生まれつきの才能。

3ハウス・・・営業力。自分を対外的にどう表現していくか。技術力。

4ハウス・・・心の落ち着く場所。

5ハウス・・・観客を必要としない自己表現。恋。こども又はインナーチャイルド

6ハウス・・・労働、健康管理。後天的に訓練する事柄

7ハウス・・・パートナーシップ。対人関係。

8ハウス・・・特定の人、チームや組織との関わり合い。もらうもの。

9ハウス・・・教育、教養、精神活動。海外との関わり。

10ハウス・・・縦社会における立場。キャリア。

11ハウス・・・未来への取り組み。親戚関係やグループ活動への関わり。

12ハウス・・・スピリチュアル的な概念。マスコミやネットとの関係。


スクエアは、自分にとって心地が良くないゆえに目が行き届いていない部分を、

ものすごく意識させられるので、がっくりすることも多いのです。

でも、反対に、その忘れていた部分を見ようとするところで、

客観的な視点ができるのす。(←ツッコミが入るのね)


2つのハウスの摩擦を感じながら、どうしたら良いかを考え行動することで

現状突破の大きな力にできる未来があるのです。

うーーん素敵・・・