6ハウスについて再び | 宙に還る旅

宙に還る旅

あなたが、あなたらしく生きることは美しく
どんなあなたでも愛おしい存在で、
おひさまや、月、星からも…宇宙に愛されていると
信頼するためのツールとして占星術視点をお伝えします。

長くブログをお休みしていました。

ゆっくり座って、自分自身に向き合う時間がやっと来ました!


ここ1か月、子供の夏休みに続き、だんなさんの骨折、入院、手術、

退院したけれど、病院や会社への送り迎えやら何だかんだで

あっという間に過ぎていきました。


病院のベッドでヒマだったらしく、私のブログを見ただんなさんは

「田中選手の星読みしてるのだから、オレの星読みもしておくれ」

とおっしゃっていましたが


そんな時間はございません!!と一蹴しました(笑)


やっと時間が取れた今日のブログは長いですよーー。


さて、誰かのために何かをする行為は

「奉仕」「労働」の部屋、6ハウスが受け持ちます。


占星術で仕事を読むときに見るのは

社会的な立ち位置として目指すキャリアの部屋10ハウスと

奉仕と労働の部屋6ハウスが必須です。


奉仕というとまだ良いイメージですが

6ハウスは昔の解釈では「奴隷」という言葉も当てはめられていました。


となると、6ハウスは、「させられる仕事」という雰囲気を感じます。

暮らしのためや、自分がやらなけりゃと請け負うこと・・・


6ハウスに何らかの天体を持っている方は、やはりこの

労働、奉仕、自己管理などに意識を持ちます。

太陽が6ハウスならば、やっぱり働くことそのものがプライド。

月が6ハウスなら、働く場所に寝泊りしちゃったり、リラックスできる。

水星6ハウスは、くるくると頭を働かせながら働きます。

金星6ハウスは、奉仕することへの純粋な喜びが見出せる。

火星6ハウスは、人に役立つことに熱くなれる。

木星6ハウスは、働くことを嫌がらず受け入れる働き者。

土星6ハウスは、余計な労働はしたくないが、働くことで自分を鍛える。


という感じで、いままで星を読んでおりました。


正直に書くと、6ハウスは、あんまり楽しいイメージはない場所。


ちなみに私は土星6ハウスで、奉仕力にコンプレックスがあり

常に働かなくちゃ、奉仕しなくちゃというのが漬物石のように

頭に乗っかっているのです。


そのせいか、労働には自分を犠牲にするイメージを持っていました。

させられる仕事・・・


ところが、目からウロコとはこのことで、

人生の師匠が教えてくださった内田樹先生のブログ を先ほど読み

すとんと6ハウスが落ちました。


働くこと=労働=奉仕というこれまでの私の頭に会った図式が

かなり変化をしはじめました。


労働は、ギフト。

させられるのではなく、どんなギフトを用意するのかは

自分で決めることができる。


会社で決められたパッケージに、どんなラッピングをして

お客様に差し出すか、どんなふうに喜んでいただく工夫ができるか

それは、奉仕する側にある創造性。


6ハウスって、本当はクリエイティブな場所でした。


これでかなり前に進める気がします。


今のお仕事から転職しようかと考えている方に質問。


①「あなたの会社は、あなたが仕事でお客様(社員)が喜んで下さると

 提案したことを受け入れ、あなたを信じて実行させる器がありますか?」


この質問にノーという答えが出た場合、

②「あなたは、こうしたらお客様に喜んでいただけるというアイディアを持ち

 それを実行したいと思っていますか」


ここでノーならば、どのお仕事、職場であっても今と同じように

転職したくなる確率が高いでしょう。


占星術では、成長は段階を踏みます。6ハウスを経て

次の社会に向けて自分らしさを発揮する場へと向かうのです。

自分の欲しいキャリア10ハウスへたどり着くまでには

しっかりと労働、奉仕=誰かへの愛が必要になるようです。