週末に観たかった映画は三本。
「アバウト・タイム」
「グランド・ブダペスト・ホテル」
「めぐり逢わせのお弁当」
上映時間と午前中の予定が都合つかず、この日上映時間のいちばん遅かった映画を見たのですが、
期待以上の大当たりでした。
「めぐり逢わせのお弁当」(原題:“The Lunchbox”)
仕事の忙しさだけではない理由で家庭や妻に関心のない夫を持つ、イラ。
妻に先立たれ、やもめ暮らしの退職間近なサージャン。
600万分の1とも言われる、ダッバーワーラー(弁当配達人)の誤配送から、
ふたりの縁は始まります。
ほんのちょっとの運命のいたずらと呼びたくなるような、ありふれた日常からはみ出した出来事。
そのまま誤配達を指摘して終わらせることもできたけれど、
きれいに平らげられからっぽになった弁当箱は、その日のイラにとって意味のあるものだったのでしょう。
イラとおばさんの、サージャンとシャイクのやりとりにふっと笑えるシーンがちりばめられ、
適度に現実味があって、適度に夢見がちで、かなり好みの映画でした。
分別をわきまえた大人だからこその、心の移ろいとふるまいがうまく出ていたと思います。
「スラムドッグ・ミリオネア」で見たときから顔が好きだと思っていたけれど、
今回ますます好きになった、イルファーン・カーン。
★
映画館を出て近くのお店をひやかしていたら、龍船(じゃぶね)の人数揃い(にいぞろい)に遭遇。
あしたから長崎くんちです。


