思惑と思わぬと思わず。 | 「あまのうりこの小さな世界」

「あまのうりこの小さな世界」

アクセル踏んだりゆるめたり。

たとえば。


映画や本(小説もノンフィクションも漫画も含む)の作り手というのは、

「この場面で泣かせてやろう」と考えることがあるのだろうかと勘ぐってみたり。


たとえば。


感動超大作と銘打った映画の、すすり泣きがあちこちから聞こえてくるなかで、

なんだか少ししらけた気分の自分がいたり。




泣くことに限らず、喜怒哀楽のきっかけというのは

自分の記憶や感情思い出の積み重ねの上にあるもので、

ひとそれぞれなのだと思う。





                             







観てきました。





終わってすぐ携帯にメモした言葉。




死なないのに精一杯で、生きてる心地がしない


死と向き合うということは、生きたいと思うこと?

まだもっと生きたいと思うこと?

まだもっと生きられたらなにをしたいかと思うこと?


彼がいきのびるためにすることが

彼をいきていると実感させる




「死なないのに精一杯で、生きてる心地がしない」


これは、終盤に主人公のロンがこぼす言葉。


このときに私は

体がぐぐーっと内側にしぼむような・頭の内側がしびれるような感覚がきて、

焦点の定まらない悲しみに包まれてしまいました。


テーマは重いのになぜか暗い気持ちで終わらない、いい映画。




マシュー・マコノヒー、ジャレッド・レトもすばらしかったのですが、

ジェニファー・ガーナーがたまらなくかわいかった。

困ったような眉と、色気のある口元。

いいなー、あの顔。