感覚と概念の違い 感覚から来る意識

 人間の感覚の特徴は何かを書いて見ます。

 1、今、この瞬間

 2、自分の周りの環境

 3、自分の周りの環境の中でも自然

 4、自分の周りの環境では人間が作った物ではない

 5、周りのものは全て違う存在

 6、周りの人々は皆違う存在

 7、同じ人でも時間が経過すると違う人

 8、時間と空間がない

 9、概念では表現できない

 10、環境を絶対に受け入れないといけない

 11、敵味方の概念がない

 12、善悪の違いがない

 という感じでしょうか。今思いつくままに書いてみました。これが私の感覚から現れる見えない意識です。人を見るでしょう。目の前に人がいるとします。するとその人は今この瞬間という唯一の人なんです。それからこの人を受け入れるか受け入れないかなんですね。特別なことがない限り受け入れないといけないわけです。受け入れる為にはその人が自分を受け入れてもらえるように働きかける必要があるでしょう。いくら自分から一方的に受け入れて欲しいと思っても相手が受け入れないと無理ですね。だから相手に自分を受け入れてもらえるように努力します。これが過剰適応となって現れるのです。

 これを直すなんて無理なんです。なおす為にはこの感覚を押し殺して概念で生きる事をしないといけませんね。だから私はこれを治すためにそれが人生をかけてやってきました。だから苦痛と苦悩の人生は私自身の宿命だったんですね。私はこのことでとんでもない事をやらかしたことがありました。敵とか見方の概念がありません。だからお友達になれないかなと思ってビジネスの競合の会社に無断で出向いた行きました。そしたら相手方からスパイ扱いされましたね。でもその数年後にその会社は有名な会社だったんですが潰れました。

 ウーバーのドライバーしていてドラッグで頭がくるっている人を乗せたことがあります。その人と深夜まで付き合いましたね。深夜の飲み屋で閉店の2時まで待っても出てこないので、店員に聞いたらいないよなんていわれてしまいました。逃げられたんです。そしてメキシカンの同僚に聞いたら「そんなの良くあるよ、昔はタクシーだったけど、ウーバーが今は良いね。」といわれましたね。始めに行き先を指定してウーバーにお客様はのります。その後、その方向とは関係ないところを指示するんです。それで断ればよいのですが、そのまま乗せてしまいました。私の命は大丈夫でした。

 人を敵視したり、悪人扱いする事は感覚にはないんです。だからこのような意識が自分に言葉ではありませんが現れます。そうすると人々はもっと良い事と悪い事をはっきり自覚しないといけないとか、悪い人は悪い人なんだからはっきり言わないといけないとか、敵と見方をハッキリしないといけないとか言われてそれを実行するには自分の感覚を否定しないといけないのですね。自分の感覚に抑圧を欠けて生きることになるのです。

 人の上下関係がありますね。私の感覚は一人一人と接したいのに、概念の世界では人間関係を重要視します。そして私は上司に対して認められるために従います。そうすると感覚を押さえつけて、否定してしまわないと付いていけなくなります。上司は概念で生きる上司だからです。そうして自分の感覚を否定して使えていくことが辛くなります。

 感覚人間が概念の世界に生きると概念の世界では感覚人間を上から目線で見ます。何も出来ない人とか、優柔不断な人だ、もっとハッキリして欲しいとか、何を考えているかわからない人とか、何をしたいのかといわれたり、変人だとか言われたり、理解できない人として、疎外されていきやすいですね。裁きの的になりがちになります。ハッキリしなくて使い物にならないからなのです。

 その様な世界で私は誰にも気が付くこともなく、自分を他の人と同じスタートラインに立つ努力を重ねていくことで、誰も気が付かない程度で歩んでました。だから大した実績も出ない人、目立たない人という存在になります。表彰されたこともありません。表彰なんてありえないです。同じスタートラインに立つのに必死なのに難しいでしょう。概念の人々の評価基準がまったく違うからなのです。それは仕方がない事でした。

 逃れられない自分自身はやはり感覚人間だからです。誰一人として理解する人はいません。それはお孫様も同じでした。七年間一緒にいたお孫様を理解できる人は誰一人としていませんでしたね。普通の人々と友人になられましたが、結局利用して騙した金を持っていってしまいました。簡単に騙せるからです。私はその姿を見ながら色々感じてましたね。同じ立場で感じてました。そうして騙していってお金を奪っていくい人を強く追及されません。強くは批判されませんでした。その姿に私も同じ立場でいました。私はその様にすることが出来たのは私自身も感覚の人間だったからなのです。

 

 

 

 

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