ギフティッドチャイルドを持つ親の教育がとっても必要になります。これはアメリカではかなり熱心にされている事です。私と妻は担当の先生に六月ごろ学校の一年間が終わった時に呼ばれました。それで私達親は担任の先生から親の教育カリキュラムに出る事を薦められました。その時に何で私達が出ないといけないのか疑問に思いましたね。祝福家庭の祝福の子供に関しては私達の教育方針があるのでそんなの必要ないと思っていました。だからそれには参加しませんでした。英語の問題もあったので参加しても理解できないだろうなというのもありました。

 実はこれはとっても重要なんですね。17年がたちましたが段々とそれが分かってきました。アメリカでのギフティッドチャイルドは担任の先生の推薦がなければそのテストは受けられません。だから教育の場でそんな子供は目立つんですね。そして、高い知能をもった子供であることも分かります。そしてテストを受けさせるのです。それでその後飛び級という教育をさせていきます。日本のような均一の教育はしないです。テスト自体が均一なんですが、日本のように優れた子供が駄目になる教育はないのです。

 ギフティッドチャイルドは普通の子供と違うのでその子供の環境を良い環境にする為に親の教育が推進されてます。大体、このような子供の教育がうまく行かないとその後大変な問題に進展してしまうのですね。ご想像はお任せします。

 私自身は自分の子供と向き合って色々と勉強しました。やはり現場なんです。今この瞬間が一番重要なんです。今この瞬間の関係が一番重要なんですね。だから当事者が主役なんです。それぞれの家庭で違うはずなんです。一応カリキュラムはありますが、そのように統一してテキストにして皆をそこに入れ込む事は普通は不可能なのですね。私はそれを感じました。だから現場の関係の中で模索しながら学んでいくんです。これは親にとっても学びの場でありました。

 そんな体験の中で得たのは環境を与えることなのです。それと自分自身を見つめるようになってそれが分かりますね。私はある枠、決め事、定められたことがあるでしょう。すると自分は自覚しなくてもそこに100パーセントピッタリ入り込む努力をします。なぜかというと良い子でいたいし、認められたいしからです。そこに自己設定を最高に定め、失敗しない自分を演じるのです。それが感覚の私にとっての苦悩になっているのです。自分の実力が出ません。社会自体がそうなってますね。法律で決められていて、雁字搦めになっています。会社にしても決め事があります。それを守らないといけないのですね。その様な社会、会社、組織は私にとっては苦悩と苦痛になります。だから鬱病になりそうになります。でも、何とか自分の体をプッシュして動くのです。

 自由にさせてもらえる環境であれば私の能力を最高に引き出せます。でもそれは抑圧されていて苦しむ人生になっているようなのです。今まで10の職場を転々としてきました。比較的長く働いた会社は自由にさせてくれました。でも3日で辞めた会社は2日目で色々と耳にタコが出来るくらい言われたので、病気になると思って辞めさせていただきました。

 そんな自分の姿を自覚し、子育てはこれが必要だなと感じるようになったのです。それで子育てに必要なのは環境だという記事を書きました。親は何も言う必要がないくらいのレベルで環境だけを与えることが必要なんだということを書いたのですね。

 ギフティッドチャイルドというのは環境があれば自分で自分を創造するので伸びます。そこに喜びを感じるのでどんどんと伸びます。果てしなく伸びていきます。ところが今までの教育はそんな子供達にブレーキをかけるようなもので進めなくしているのです。その結果怒りを感じたりとかいろいろな現象が子供達に現れるようになりますね。親自体が自分の親の教育を受けてきたので、子供を理解するのは難しいものです。だから徐々に親も教育されないといけないということなのです。

 ギフティッドチャイルドには自由に学べる環境を与える必要があります。親の価値観、評価を持っていては子供を駄目にするのです。すなわち親が感覚を持たなければ難しいということです。ギフティッドチャイルドに相対できないです。ギフティッドチャイルドは感覚を主体とした子供だからです。自分で喜びを世界を作りたいんです。自分独自の喜びを世界を作りたいのに、みんな均一の喜びを得ないといけないという世界に縛り付けると大変なことが起きるんですね。

 私はそれを日々感じています。だから私は何も子供達に言う事はありません。会話はします。求めれば与えます。自分から言う事は殆どありません。

 

 

 

 

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