神の正体

 神の正体は人間の良心です。堕落によって人間の良心が麻痺しても、その良心を蘇生するためにどのような方法があるかといいますと、それは創造の原理に従う必要があります。創造の原理の発展は正分合作用によって発展します。だから堕落は正反合になります。しかし、それを死亡の血を流し正分合にすべきなのです。だからどうしても外的な環境を通じて良心の蘇生を象徴的条件を立ててします。それが二つに割いて死亡の血を流して一体化することなのですね。その時に善と悪の表示体として分けられたのですから、善の表示体の何らかの主体を考えます。それが神の概念になり、時代と共に更新されてきたのです。だから神の正体は概念であり、その実体は人間の良心にあります。良心に目覚めた人間は神の直接主管圏にいるといいます。だから神を求めるのであれば自分の良心を求めて、感じて、その良心に従うべきなのです。これが神の直接主管圏で暮らす人間の姿です。どの時代圏だというのです。