ひごろナイフつかいたいときってどんなときだろう?
紐とか切る。多いのは古紙をまとめるときかな。
梱包をあける。
ハサミでもいいんだが、わりと包丁でやってるわ。
ラボだとカッターつかうかな、中身も切っちゃいそうなので慎重に。
紙束を切る。
これも包丁でやってるなあ。
まあ研いであるからな、よく切れはする。
電線をむく。
これはカッターでやるか。切れすぎるんで苦労するけど。
電工ナイフってあるんだよな、もうちょっと鈍いの。
りんごをむく。
まあ包丁つかいますな。どうせ台所で作業だし。
魚をさばく。
だいたい出刃でやるなあ、台所だし。
釣りしないから、出先でやることってないな。
えんぴつを削る。これ切り出し小刀がいちばんやりやすい。
カッターでもできるけどがたがたいうので。
ふつうの包丁は刃がうすすぎるな。
藪漕ぎをする。
これ鉈か鎌がほしいところだけど、適宜ふみつけて良しとしている。
私のあとに道はできない、たぶん。
うーんマキリを携帯する理由がないわ。
ここに、出先で獣や魚を解体するとか、網とかロープを切るとか、
そういうのが日常的に入ってくると、
小さいナイフを携帯しなきゃってなるんだろう。
ロープまきついてきたら危ないもんなあ。
つばとかアゴとかあると携帯に邪魔だから、短刀のかたちにしようと。
それであの形なのだろう。
たぶん腰に下げて、すぐ取り出せるようにしてるんだろうな。
でも匕首じゃないのは、柄がすごく太いから。
こんな太さの鞘ってないよ、携帯に邪魔だ。
だけど柄の浮力で、全体が水に浮くようになってる。
海に落としても回収できる。
けどまあ刃渡りが6cmあるとアウトだそうなので。
そんなん肥後守だってカッターだってアウトだよ。
それでも日々を送れてるので、
まあわれわれは狩猟・採取する民族じゃあないんだなあ。