国会議員の資質 | 天野正孝オフィシャルブログ「頑張ろう!日本!!」Powered by Ameba

国会議員の資質

 

 

ここ何日か、女性国会議員の事件報道で、政治家の資質を問う声が多く聞かれます。

なぜか?

政治家が国家国民のためにあるということを忘れている人が、単なる上昇志向で、自分の地位(?)を上げるために政治家になったら当然こうした事件を起こすでしょう。

かつての名誉職的な議員、復活予算と称して各党派に予算が配分されていた時代は党の昔の話。

今は、行政と住民の皆様の間に立って調整する、選挙でえらばれる公務員としての役割が重くなっているはずです。

そうした中で、昔から、政治への忖度というものが行政の中に存在してきています。

しかしこの点、党派を問わず、立派な政治家は、身内や身近な人にはご迷惑を詫びながらちょっと遠慮していただく配慮と遠慮ということも身に着けていたはずです。

今や、大衆迎合の劇場型選挙では、こうした議員が排除され、人気だけの議員、その時の風任せで当選する議員が出てきている実態があり、その中に、こうした、外面と内面が違う、いわば選挙に通りさえすればいいといった議員も生まれてきてしまう土壌があります。

有名大卒➡国家公務員キャリア➡国会議員という公募制では最高点をとる人たちがいざ国会議員になったら「あれ?」と思われる人が多いのは、陰でこうした背景があることは否定できない現実です。

だからこそ、知識のある若者をいきなり国会に出すのではなく、地方議員で育てて、その苦労を積ませて国会に出す・・・こうした方式ももう一度見直されなければなりません。

しかも現在問題を起こしている自民党魔の2期議員、その育ての親である安倍首相にも大きな問題があると考えます。

安倍首相も、加計学園の前に京都産業大学の獣医学部を内閣府特区でまず認めてあげるべきだったと思います。

森友学園へは、その人物を見定めて、じっくりその建設計画を聴き、その上で既定の補助金支給を適正に行わせればよかったのではないでしょうか?

安倍さん追随の与党は論外ですが・・・野党も、批判ばかりでなく、その解決点についても提示し正させる責任があります。

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