農福連携と農村移住促進について
休養している間、各地域での様々な活動をネットや書籍で勉強させていただきました。
その中で、一番大切なことは、地元のしっかりとしたキーパーソンの探求と育成です。
農福連携について考えると、多くの障がい者施設では敷地内で農作物を作るといった活動を多くの場所で行われています。
しかし、地元の理解を得られても、一緒にやっていくというスタンスがなかなか確立できない。
その中には、偏見や施設と地元との接点の少なさなどがあろうかと思います。
それを克服するためには、イベントでは一過性になってしまう、むしろ、地元に入って行って施設と地元住民の皆様とを結びつける活動が必要になります。
そのためには、地元住民の皆様の中でリーダーシップが取れる農業従事者の方が必要となると思います。
同じく、農村移住についても、「子供を自然の中で育てたい」「老後は自然の中でゆったりと自給自足で暮らしたい」という移住希望者の方に、その地域の特性と住民間のつながりを教え、ともに活動してくれる地元農業従事者の方のリーダーシップが必要になります。
ただ単に、少子高齢化や人口減少を理由とせずに、どうしたら地域が活性化するかを第一に考えて活動する協議会を地元で設置していかなければなりません。
就農人口の確保により、農業はこれからも優良な事業になりうると信じています。