安保関連法案の強行可決に抗議します | 天野正孝オフィシャルブログ「頑張ろう!日本!!」Powered by Ameba

安保関連法案の強行可決に抗議します


先の戦争で多くの尊い命を失った日本において、国民の皆様の意見を聞くことなく、自国の防衛以外の地域への軍事介入を可能とする解釈に基づく新安保関連法案には、賛同できません。

憲法改正の手段を取らず、内閣の解釈変更により、新安保関連法案を強行採決しようとする安倍政権には断固として抗議します。

そもそも、安倍首相は、こうした唐突な一連の政治行動が、国際的にどれだけデメリットを生じるのかを考慮した気配すらないことに、怒りを覚えます。地方自治体や国民の皆様の多くはこのことを憤っています。何のための強行突破かわかりません。

国民の皆様は、しっかりと憲法改正に対する審議をした上での、日本の主権を守るための個別的自衛権までは認めてくださると思います。それをしないがための様々な混乱の責任は現政権にあります。

 

本日、安保法案の議決差し止めを三重・松阪市長が東京地裁に提訴。

国会前には安保関連法案に対する説明不充分なことに抗議した、強行採決「絶対許さぬ」と子供連れの若い世代も反発強めて3万人もの方々が集結している事実・・・保守系議員の中には「左翼が何言ってるんだ。」という人が多くいますが、実態は、思想的でなく、我が子・孫の時代に法的根拠が薄い法令で危険を冒す事への恐怖と反対の自主的意思が働いていることを読み取らなければなりません。

8月21日に参議院特別委員会で中谷防衛大臣に質問していた蓮舫議員に対し、「そんなことどうでもいいじゃん!」と自席でヤジった安倍首相に対し、鴻池委員長も安倍総理に注意し、安倍総理が謝罪した事実、以前にも辻元議員に「早く質問しろよ!」とやじりあとで陳謝したことから考えて、今回の法案を軽く通そうとする軽薄さを感じるのは私だけでしょうか?