9月議会第4日目 | 天野正孝オフィシャルブログ「頑張ろう!日本!!」Powered by Ameba

9月議会第4日目


こんばんは。

藤枝の今日は晴れ。

しかし最高気温も26度と秋の気配がする過ごしやすい一日でした。

皆様の地域ではどうでしたか?

 

今日は、午前9時~議会へ。

9月議会4日目。

今日は、議案17件、請願1件の上程がなされました。

内容は以下のとおり。

 

認第1号 平成26年度藤枝市一般会計歳入歳出決算の認定について

認第2号 平成26年度藤枝市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について

認第3号 平成26年度藤枝市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

認第4号 平成26年度藤枝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について

認第5号 平成26年度藤枝市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

認第6号 平成26年度藤枝市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について

認第7号 平成26年度藤枝市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について

認第8号 平成26年度藤枝市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 

認第9号 平成26年度藤枝市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について

認第10号 平成26年度藤枝市病院事業会計決算の認定について

認第11号 平成26年度藤枝市水道事業会計決算の認定について

60号議案 平成27年度藤枝市一般会計補正予算(第2号)

61号議案 平成27年度藤枝市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

62号議案 平成27年度藤枝市介護保険特別会計補正予算(第1号)

63号議案 藤枝市手数料徴収条例の一部を改正する条例

64号議案 市有財産の取得について(消防団用消防ポンプ自動車(CD-1型)2台)

65号議案 市有財産の取得について(藤枝駅前一丁目8街区市街地再開発事業の駐車場)

請第4号 安全保障関連法案に関する意見書提出を求める請願

第1号議案、第5号議案、第7号議案、第60号議案について質疑応答がなされたあと、第1号から11号までは決算特別委員会に、第60号議案の担当委員会所管分と第64号議案については総務文教委員会に、第60号議案の担当委員会所管分と第61号議案および第65号議案については建設経済環境委員会に、第60号議案の担当委員会所管分と第62号議案については、我が健康福祉委員会に分割して審議されることになりました。

その後、請第4号について、私が紹介議員を代表して趣旨説明をさせていただき質問を受けました。

その内容は以下のとおり。

 

私は、ただいま議題となっております、安全保障関連法案に関する意見書提出を求める請願について、紹介議員を代表して趣旨説明をいたします。

戦後70年、日本は軍隊を持たない、他国と戦争をしない平和国家として、国際的な高い信頼を得てまいりました。戦争は二度としないと固く誓った日本国憲法は、私たちの宝であり、世界の宝であるとの認識のもと、藤枝市は1987年12月に「非核平和都市宣言」をしたまちであります。

 そんな中、本年7月16日の安倍政権による安保関連法案の衆議院での強行可決に危機感を抱く、会派党派を超えた700余名の市民の皆様が8月2日に蓮華寺池公園野外音楽堂に集結し、「戦争はイヤダ!愛する人を戦場に送らない」アピールを参加者全員の同意により採択し、それをもとに市議会に対して請願されたものです。

請願の中身としては、国民の大多数が、これまでの安全保障関連法案についての説明が不充分であり、衆議院での強行可決については、主権者である国民の声を無視する暴挙であることに抗議するとともに、今後、参議院でも衆議院でも決して強行採決することのないよう強く求めるもので、明らかに国民の同意を得ていない安全保障関連法案はすみやかに撤回もしくは廃案にすべきであるという意向も含んでおりますが、今後、市議会において、この趣旨を体した意見書を一日も早く政府等に提出することを求める請願であります。

この請願について担当委員会において協議検討され、より良い意見書が国に提出されますことを強く希望して説明とさせていただきます。

(請願の趣旨説明に対する質疑)

意見書の提出を求めるという請願ですが、藤枝市議会では、意見書提出は全会一致を基本にしています。今回、請願の紹介議員はそのことを知っています。そして、請願の中身は安保法反対であり、与党系議員といいますか藤枝市の保守議員には到底受け入れられない内容で、これをもって意見書提出を求めるのはいかがかと考えます。

何人も請願を拒むものでもないし、安保法制について藤枝市議会でも徹底して議論しあってほしいのなら、安保法制は反対と明快にして議会の決議を促す方がよかったのかと思います。

何でもかんでも「意見書を求める請願」という言葉を使っての請願は、そのものを軽々にし、お互いが譲り合って一つの藤枝市議会の良識を醸成するにはそぐわないものになると考えますが、意見書というものに対しての認識について伺います。

(回答)

藤枝市議会では、意見書が全会一致で採択する先例になっていることは理解しているものの、今回の請願については意見書とは違う事、昨年の11月議会でも消費税廃止等の意見書提出を求める請願について藤枝市議会としてすでに対応していることをご理解いただきたい。

請願は憲法16条においても、請願法においても広く認められるものであり、そのことは、昨今の地方自治法の改正や藤枝市議会基本条例においても定められていることを認識してもらいたい。

 

要旨は以上の通りのやりとりでした。

 

こうしたやりとりの後、この請願は、総務文教委員会で審議検討することになりました。

ちなみに、県内の様子では、富士・磐田・焼津市議会では、本年6月定例会などで丁寧な審議と国民理解が進む審議を求める意見書を提出済み、西伊豆町議会では、昨年7月に集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の撤回を求める意見書提出済みとのことでした。

 

午後は、決算委員会に向けた会派勉強会を先程まで行っていました。

  • ペタしてね