ホトトギス漬け~幻の藤枝市特産品 | 天野正孝オフィシャルブログ「頑張ろう!日本!!」Powered by Ameba

ホトトギス漬け~幻の藤枝市特産品


藤枝花火大会が始まる前に、ちょっとブレイク。
藤枝の隠れた名産品「ホトトギス漬けについて書き込みます。

ホトトギス漬け

 

漬物大百科で見ると、「みそのカラシやワサビをたっぷりと混ぜたものを、シソの葉で細長く巻いたとても辛い漬け物。 名前の由来は、昔この漬け物を食べた武士があまりの辛さに驚き、ホトトギスの悲痛な鳴き声を思い出したことに由来するとされている。

お茶漬けにすると辛さが少しマイルドになり、程よくピリッとして美味しく頂ける。」

とのことです。

「ほととぎす漬け」の名の由来は次のようです。

 

清水橋の近くに一軒のお茶漬け屋がありました。

この店で旅の侍がお茶漬けを注文したところ、それは辛いの何の、大の男から大粒の涙がこぼれるほどでした。

しかし、侍はこれが妙に気に入って、店の主人にその名を尋ねました。

ところが名前はないというので、しばらく侍は考えていましたが、「ほととぎす漬けと名付けるが良かろう」と言いました。

主人がそのいわれを尋ねると、

「木枯らしや 木枯らしの森の ほととぎす 聞くたびごとに 涙そぼるる」

という古い歌があって、お茶漬けのからしとほととぎすとがともに涙を誘うからだと答えました。

その評判は街道に広く知れ渡り、藤枝の名物になりました。

 

居酒屋「おもひで横丁 藤枝市場」では、秘伝の作り方を以前作られていた人から伝授されて店に出されているようで、その「ほととぎす漬け」は、白ウリの粕漬けに辛子をまぶし、紫蘇の葉で一つ一つくるんだ漬け物です。

昔、親戚が作っていたという下伝馬の清水屋スポーツの社長に聞くと、本来の「ホトトギス漬け」は、白ウリに奈良漬を重ね、上にからし味噌をまぶし、シソの葉で一つづつ巻いて、砂糖湯で煮て、冷えたところを一つずつパックに詰めていくとのことでした。

是非レシピなどを下さいとお願いしました。

いろんなホトトギス漬けがあると楽しいですね。

8年前、清水屋スポーツを通じて買った時の「ホトトギス漬け」の写真・・・探すのに苦労しましたが・・・ありました!!

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