靖国問題 | 天野正孝オフィシャルブログ「頑張ろう!日本!!」Powered by Ameba

靖国問題

そもそも靖国神社は戊辰戦争の戦死者を鎮魂する東京招魂社を前身とし、西南戦争以後は日本国のために戦った戦死者を鎮魂する神社です。

この神社には、戦前、日本の軍人・軍属となった朝鮮の人々も合祀されております。

問題は、この神社に昭和50年頃、当時の宮司の独断でA級戦犯も合祀したことで、昭和天皇もそのことについてご不快の念を持たれたとの説があり、以後、天皇家はこの神社にご参拝されておりません。

この合祀が判明したのが昭和54年頃のようですが、なぜか当時は中国・韓国も問題にしていなかったようで、問題になったのはそれから6年後の昭和60年頃からのようです。

歴史認識を重視しながらも6年間放っていた中国・韓国の問題もあると思います。

ただ、併設されている遊就館には歴史年表が掲示されているが、日本国憲法制定に関する記述がなく、一方で“ポツダム宣言受諾拒否”が明記されている点も誤解を得られやすい状況にはあります。

いずれにしても・・・バンドン会議でこの両国が日本の戦争責任に耳をそばだてている時に、閣僚が参拝するなどという責任認識の甘さには驚きます。

財務相が今月3日の記者会見で、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を見送った日本政府の対応を質した中国人女性記者に対し、笑った上で「うちは共産主義じゃないから中国と違って野党が何でも言える。パクられることもない」と答え、中国で大ブーイングが起こったというという笑えない話もありましたが・・・この政権には隙がありすぎます。