一般質問終わりました | 天野正孝オフィシャルブログ「頑張ろう!日本!!」Powered by Ameba

一般質問終わりました


こんばんは。藤枝の今日は晴れ。
かなり寒い陽気でしたが・・・皆様の地域ではどうでしたか?

今日は、朝8時30分~議会へ。
以下のように6名の一般質問が行われました。
1 大石 保幸 ◆番号法(マイナンバー法)の成立を受けて
◆健康・予防事業について
◆市立図書館について
2 小林 和彦 ◆全国学力調査テストの結果を受けて
◆ふれあい広場の今後のあり方について
3 舘  正義 ◆平成26年度当初予算編成について  
4 石井 通春 ◆兵太夫中地区の水路氾濫問題について
◆生活保護制度改悪に対する本市の取り組みと影響
 
5 向島 春江 ◆中山間地域の課題と取り組みについて
6 天野 正孝 ◆介護保険制度充実に向けた市の施策について

私の一般質問は以下のようなやりとりでした。(要旨です。)

標題 介護保険制度充実に向けた市の施策について

(質問)介護予防事業の現況について伺います。

(回答)介護認定を受けている人のうち、支援を必要とする状態となった要支援1及び2の割合は、約20%となっています。これらの人は、介護保険の給付の中で、「予防通所介護」いわゆる「デイサービス」や「予防訪問介護」と呼ばれる「ホームヘルプサービス」などの介護予防サービスを利用することで生活機能の低下を防いでいます。

現在、国の社会保障制度改革のなかで、介護予防給付を地域支援事業に移行することが検討されていますが、これまで本市で着実に培ってきた介護保険の基盤をしっかりと保持し、藤枝らしい介護サービスの量と質の確保に努めてまいります。

(要望)介護予防サービスによって介護状態にならない事業サービスの確保と、藤枝らしい、いつまでも笑顔で暮らせる町づくりに向けて、サービス体制の充実と質の向上を強く求めます。

(質問)はつらつシニア大学など要支援状態にならないためのこれまでの市施策の成果を伺います。

(回答)介護認定を受けていない高齢者の介護予防事業として、運動学部、けんこう学部、脳学部の3学部で構成される「はつらつシニア大学」があります。この他にも、生きがいづくりや健康づくりのため地区社協が中心となって運営する「ふれあいサロン」、市が委託して実施する「生きがいデイサービス」、仲間づくりと趣味活動の増進のための「老人クラブへの支援」、ボランティアの協力により一人暮し高齢者に食事を通した交流の場を提供する「ふれあい会食会」などがあり、支えられる高齢者ではなく、積極的に地域活動に参加することで、地域を支える“新しい高齢者像”の実現に向けた諸施策を推進しています。このようななか、介護認定を受けていない全ての高齢者を対象に実施している生活機能評価調査、いわゆる「はつらつシニアチェック」の結果からは、生活機能が劣る高齢者の割合は、毎年、少しずつ減少してきています。さらに、何らかの介護予防が必要と判定され、はつらつシニア大学へ参加した人の経年変化を分析しますと、維持・改善する割合は高い傾向にあります。このことは、介護予防教室参加者の約8割が、参加する前に比べて、状態が「維持・改善」していることからも裏付けられ、介護予防諸施策の成果が上がっているものと評価しております。引き続き、介護予防の重要性を広く訴え、介護予防が必要な層への働きかけを、安心すこやかセンターとともに推進してまいります。

(要望)できれば介護予備軍というべき要支援状態にならないようなこれまで以上の市の施策の充実を強く求めます。

(質問)介護保険制度改革における情報の把握・第6次介護保険計画に向けた準備について伺います。

(回答)制度改革の情報につきましては、厚生労働省で開催されている社会保障審議会について、常に内容を把握・分析しているところです。次に、2点目の「第6次介護保険計画に向けた準備」についてですが、平成27年度からの第6次事業計画に反映させるため、今月中旬に高齢者の生活実態や普段の意識を把握するためのアンケート調査を実施します。この結果を分析し、内容を反映させた計画案は、事業者や公募市民などからなる「介護・福祉ぷらん21推進協議会」に諮り、計画策定を進めていくとともに、必要な情報は、随時、広報等を通じて市民に情報提供してまいります。

計画策定にあたっては、施設中心の医療・介護から、可能な限り住み慣れた生活圏域で、必要な医療・介護サービスが受けられるよう、包括的で継続的なケアシステムの構築を目指すことを基本とします。この実現のため、医療と介護の一層の連携強化や介護サービスの質の向上とともに、更なる介護予防の推進、さらには見守り・買い物などの多様な生活支援サービスの確保などに取り組んでいく必要があり、安心すこやかセンターや介護事業者をはじめ、医療機関、自治会、民生委員、保健委員、ボランティアといった地域の人材や社会資源と連携をするなかで進めてまいります。

(要望)様々な情報がなされている現在、実際には国や県からの通知・通達のない中でも、しっかりと情報をとらえ、早めの準備と藤枝独自の計画の策定について検討されることを強く求めます。

(質問)認知症及びその予防対策としての介護と医療の連携状況について伺います。

(回答)本市の認知症対策を推進する「市認知症対策委員会」には、志太医師会の医師3名が委員として参画し、的確な助言を行っているところです。この委員会では、現在、「物忘れ相談シート」を作成しており、安心すこやかセンターを通して、このシートを活用し、医療機関への受診につなげられるよう、その仕組みについて検討を行って

います。また、今年度中に改訂する「認知症ネットワークガイド」に、この物忘れ相談シートを綴じ込み、市民にその活用方法を広く周知する予定です。認知症対策は「防ぐ」、「見つける」、「知る」、「支える」の4つの柱で推進していますが、なかでも早期発見と早期対応が円滑に進められるよう、「物忘れ相談シート」を媒体によりよい連携や効果的な情報共有のツールとして活用を図るとともに、認知症対応医など受け皿づくりのため、今後も志太医師会と連携を図りながら認知症対策に取り組んでまいります。

(要望)BPSDや精神疾患併発など、これまで知られていなかった認知症対応について、知識を集積し、啓発することによって、市のサービスだけでなく、家庭生活における介護負担の軽減と地域人材の有効活用による、市民協働の認知症対策の早期構築を強く求めます。
(質問)近い将来、介護保険制度の基本的指針が変化した場合の準備・体制づくりについてこれまでの状況および今後の展開について伺います。
(回答)市の目指す「健康・予防日本一」は、単に体が丈夫と言うことだけに留まらず、「心の豊かさ」も大変に重要な要素と感じており、いくつになっても住み慣れた地域で心豊かに暮らしていけることが大切と考えています。団塊の世代が75歳に到達する平成37年頃までは、高齢者は増えることが予測され、平均寿命の延伸により介護給付費は増加の一途をたどるなか、持続可能な制度の確立が何より必要となります。こうしたなか、国の社会保障制度改革のうち、介護分野につきましては、地域包括ケアシステムの構築と、医療との切れ目ない連携が不可欠として、「在宅医療」「在宅介護」の充実を強く打ち出しています。本市でも、「第5次ふじえだ介護・福祉ぷらん21」の基本理念に、地域包括ケアの推進を掲げ、包括的なサービス及び支援を目指しているところです。これを更に推し進めるため、安心すこやかセンターや介護事業者、医療機関、自治会、民生委員、保健委員、ボランティアなど、地域の人材や社会資源との連携を深め、市民協働型による「地域包括ケアシステム」を構築することで、健康・長寿のまちづくりを進めてまいります。また、「在宅医療」、「在宅介護」の推進においては、既に事業者やケアマネジャーを対象とした高齢者医療の研修会や、在宅で看取りを経験した人たちによる座談会を実施するなど、対応を図ってはおりますが、広く市民に啓発していくことが重要であることから、新年度に向けて志太医師会・市立総合病院などと連携した、市民フォーラムや研修会を開催し、「在宅医療」、「在宅介護」の更なる推進を図ってまいります。

(質問)猫の目のように変わる介護保険制度にあって、こうした対応が藤枝市としても多くの負担を生じていると考えます。こうした国中心の制度変化に対し、断固としたご意見を再度伺います。

(回答)現在、国で検討されている改正の内容を見ますと、今まで、介護予防に重点をおいていた施策が、予防給付の一部を、われわれ基礎自治体で行う地域支援事業に移行するなど、今回は、大変に大きな改正になるものと感じているところです。正式には来年度の通常国会で明らかになると思いますが、財源の問題も含め、単に地方に負担を強いるだけの内容であれば、県や市長会など関係機関に働きかけるとともに、国に対しても要望するなどの対応をしてまいりたいと思います。言うまでもありませんが、地域社会で必要なサービスは基礎自治体が担っています。私は、今回の、この大規模とも言える制度改正を、各自治体の力が試されるチャンスととらえまして、今後も、市民や関係団体と協働しながら、これからの時代にふさわしい介護保険制度の構築に努めてまいりたいと考えております。

(要望)今後団塊の世代の方々が高齢者として、いつまでも町で元気で暮らしていくためには、介護保険の基本指針が変化しても市民ニーズの増進は高まってまいります。今後、サービスの充実も踏まえながら、市民協働の中で、是非、サービス先進市としてのポジション確保に努められるよう強く求めます。


以上です。
この後、録画を見ながら訂正等あれば再度掲載させていただく失礼をお許しください。

帰りに後援会長と情報交換させていただきました。
もっともっと後援会に甘えさせていただくかもしれませんが、常に感謝を胸に頑張ってまいります。最強の後援会の発展を予感しながら・・・明日も更にパワーアップして頑張ります。


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ありがとうございます。