北朝鮮の暴発の原因

またまた硬い話ですが・・・

北朝鮮が何故恫喝外交をするのかを考えると、この国の貧しさ故からということが言えるのではないでしょうか。
もともと、朝鮮半島北部は耕作地に適しているところが少なく、鉱業輸出で外貨を稼ぐしかないとも聞いております。国内産業の富は、金一族とその体制を守るための軍に配分が多く、そのため先軍政治がやめられない実態があるのだという推論も出ています。そのため、さらに国民生活への富の配分を考えるならば、（加えて金一族及び軍ももっと富を欲しているのならば、）中国を経由した援助だけでなく、「戦争を起こすぞ」という脅しのもとに直接民主主義国家から援助をもぎ取ることしかできないのではないでしょうか。
世界経済的に言えば、既に国家として存続しない状況と考えられます。
国際社会が、こうした現状をしっかり把握し、恫喝に屈しない大人の対応をしてもらいたいと切に願います。実際に戦争を仕掛ければ、一瞬にして消え去る国でもあります。軍も下部に至れば飢えているとの情報もあります。恫喝に応じずしっかりと物流の制限を強めればいずれ自然消滅してしまう国だと思います。人道的には胸が痛くなりますが・・・できうれば、北朝鮮国内での民主化運動の発生を求めます。