一般質問が終わりました | 天野正孝オフィシャルブログ「頑張ろう!日本!!」Powered by Ameba

一般質問が終わりました


こんばんは。藤枝の今日は晴れでしたが・・・屋内も外も寒い一日でした。
皆様の地域ではどうでしたか?

今日は、午前9時~11月議会2日目。
7人の議員が登壇し一般質問しました。
私は、午後1時~4人目の質問者として行政に対して以下の要旨で問いただしました。

標題1 天空回廊の充実を実現するための中山間地を結ぶ幹線道路の整備と沿線の再活性化について

問 中山間地を貫く県道81号線をはじめとした主要幹線への取組状況について伺います。

答 主要地方道焼津森線は、岡部町入野地区において狭隘部分の拡幅整備を実施し、今年度完了する予定です。この外、主要地方道藤枝黒俣線は、中里地内で拡幅改良工事が実施されており、引き続き来年度以降も整備を進めるよう県に要望します。

また、同路線の中山橋は、今年度から側道橋の調査設計業務に着手しております。さらに、同路線の蔵田地内の地滑りによる災害復旧工事は、今年度内にも着手される予定です。その他、蔵田島田線や伊久美藤枝線では、防護柵やガードレール、カーブミラー設置の安全施設工事を実施し、通行の安全確保のため、局部的な道路整備を行います。

問 今年度整備されていないところについて、県への要望はどうしているのか具体的に再度お尋ねします。

答 焼津森線については、本市をはじめ、焼津市、島田市、掛川市、袋井市、森町の5市1町で構成されています焼津森線道路整備促進期成同盟会におきまして、入野~北方間の1.6㎞、西方の楠沢橋(くすのきざわ)~瀬戸ノ谷本郷の大出橋間の2㎞、滝沢の昭和橋から島田市境間の3㎞の道路拡幅と滝沢の山鼻橋の架け替えの要望をしています。

問 沿線の活性化を踏まえて今後どのように整備していくおつもりか伺います。

答 主要幹線道路はいずれも県道でありますので、県島田土木事務所に、安全で快適な生活基盤の整備と来訪者の利便性を向上させるため、主要地方道焼津森線道路整備促進期成同盟会や地元自治会・町内会などと緊密に連携をとりながら、県に対し提言・要望を行い、インフラ整備の促進に努めます。

問 新東名インターや国道一号線バイパスを利用した中山間地の再活性化を図るための定住人口増加策をどのように考えておられますか。

答 中山間地域に隣接して設置された新東名インターチェンジの開設により、周辺の都市部から中山間地域へのアクセスが大きく改善され、拡大した交流圏域からの交流人口を呼び込むことで、観光や産業の振興が期待されます。さらに、流出人口の抑制や郊外居住希望者の誘導による定住人口の増加なども期待できます。

こうしたことから、新東名インターチェンジにアクセスする道路の安全性と快適性を高めるため、幹線道路を管理している土木事務所と共に安全の確保に努めます。

また、移住される方の土地利用については、既存宅地の有効利用、空き家バンク制度の活用などにより、安定的な定住人口の誘導、増加を図ります。

更に、静岡県が進めております内陸フロンティア構想に歩調を合わせ、働く場の創出にも力を注いでまいります。

問 6月議会後、内陸フロンティア構想への対応はどのように進めているのですか。

答 内陸フロンティアの全体構想への対応については、「県と市町の企画政策会議

幹事会」等で県や他市町と協議を行っています。(県が3月に策定)

また、内陸フロンティア構想を早期に実現するため、規制緩和等を県が国に求める総合特区に関る取り組みについては、地域資源である豊富な農林水産物と地域特性である交通インフラや研究機関などを最大限用して「食と農」に関する新たな産業集積を図るため、「地域協議会」や「県と市町の政策会議本部員会議」等で本市の提案内容の調整・協議をし、9月の特区申請の中に盛り込んだところです。

 

標題2 藤枝市立総合病院の経営改善について

 

問  救急部門の充実がもたらす診療充実への影響をどのようにお考えか伺います。

答 救急センターの整備につきましては、現在、平成27年度の開設に向け、基本設計の最終段階に入っております。

今回計画している救急センターは、現在の救急治療室の老朽化と狭隘化の改善という意味合いだけでなく、医療環境のニーズの変化により、エックス線撮影室やCT撮影室を併設すること、患者さんを隔離した状態で診察したり重症患者の小手術を可能としたりすること、更にこれと併せて救急病床を有する施設を考えております。

救急病棟を有することで、救急科の専門医の管理のもと、救急重症患者の受け入れ体制の充実を図ることができ、入院が必要と診断された場合には、その場で安心して入院治療に移ることが可能となります。

各診療科や病棟においては、看護師の少ない夜間を中心とした救急外来からの重症患者の緊急入院が減少し、入院中の患者さんへの計画的な治療に専念できる効果が期待され、医療従事者のモチベーションアップや労務環境の改善にもつながり、総体的に医療の質の向上に大いにプラスの影響があるものと確信しております。

問 その他診療収入を更に向上させる施策をどのように考えておられるのか方向性と今後の展開について伺います。

答 当院は、志太榛原地域における基幹病院として、急性期医療の充実とがん診療連携拠点病院の機能の充実を目指しております。

急性期医療の要となります入院医療の質の向上を図るため、入院患者さんの歯科口腔ケアをはじめ、投与する薬に対しての服薬指導、食事に対する栄養指導など、医療技術者の積極的な参加によるチーム医療の推進に鋭意取り組んでおります。

また、がん治療等につきましても、通常の切開手術だけでなく、患者さんへの負担が少ないと高い評価を受けている内視鏡、腹腔鏡等の最新機器を用いた手術を積極的に取り入れるとともに、がんの治療法として認知されております抗がん剤を用いた化学療法や放射線治療等につきましても、その充実に取り組んでまいります。

このように医療の質を向上させることで、診療収入の向上へと繋げていきたいと考えております。

問 経営の安定と改善に向けた改善計画などを通じたこれからの経営戦略について伺います。

答 現在、来年度が最終年度となる中期経営計画に基づき経営改善に取り組んでおります。その中で、唯一「未実施」でありました「7対1看護体制の確保」が本年6月に実現でき、これまでの取り組みと合わせて、当院全体の経営改善につながってきております。

今後、経営改善のため、収入面では、診療報酬請求の精度を高め、さらなる病診・病病連携の強化を図ることで、適正な収入の確保に努めてまいります。

一方、費用面では、薬品や診療材料の納入価格のより一層の見直しと、委託料の軽減など、引き続き経費の削減に努めてまいります。

現在、中期経営計画後の新たな「経営計画」策定の準備を進めておりますが、その中には、さらなる経営改善とともに、救急センターの開設、電子カルテシステムの更新、放射線治療装置(リニアック)の更新など、市民のみなさんに安全安心な医療を提供するためのさまざまな取り組みも盛り込んでいきたいと考えております。

問 来年度以降の経営計画策定への具体的な計画案について再度伺います。

答 平成25年度以降の経営計画についてですが、現在の中期経営計画(病院改革プラン)が、平成25年度までとなっております。

平成25年度においては、中期経営計画に掲載してあります実施計画のさらなる実施に向けて進捗を検証してまいりますと同時に、収支計画の見直しを行います。

また、平成26年度以降につきましては、新たな経営計画を作成すべく、現在作業を進めております。

作成にあたっては、経営の健全化に向け、診療収益の適正な確保を基本にした経営改善とともに、投資すべき事項を年次ごとに整理し、経営状況が上向き、医療の質の向上を図る計画でなければならないと考えております。

現段階では具体的になっておりませんが、大きな投資としましては、先ほどお答えしましたように、救急センターの建設と電子カルテシステムの更新、放射線治療装置(リニアック)の更新を数年のうちに実現できるよう、計画に盛り込んでいきたいと考えております。

すべて書き取れませんでしたが、帰宅後今までかかってここまで編集させていただきました。詳細は、後援会報などでお知らせしていきます。

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