介護施設の現場

こんばんは。藤枝の今日は晴れで寒い一日でした。予報では最低気温が－３℃とのことでしたが・・・皆様の地域ではどうでしたか？

今日は、午前９時～静岡へ。
評議員をしている法人の特養施設の経営改善について、現地でいろんな情報を集めてきました。
昔からある施設は経営形態が公の措置事業から介護保険に移行しているのですが、現場の雰囲気の中でまだまだ脱皮し切れていない施設が多くある為、いろんな第三者による検証が必要になってきます。場合によっては人の配置異動も含めた改善が必要となりますので、慎重に検証してまいります。
逆に、介護現場の生の声も聞けて勉強になる点も多くあります。
介護職場におけるワーキングプア解消のための調整交付金も平成２３年度で終わり、平成２４年度からは１．２％の調整金ベースを介護点数に含めると言う方針が国から示されていますが、具体的な部分が見えないところが多くあります。政権が変わっても、最後は、福祉分野まで、コストダウンの対象になってしまう現状ではないでしょうか。

そうした中、静岡の行き帰りの途中の国会中継を見ると、国債ファンドの活用や普天間基地問題等、政策提言や発展的な政治展開を求める意見が少なく、最終的には解散選挙をもくろむ政党と、何とかして政権を守りたい政党の政争状態が多く見受けられます。国民不在のこのような政治ゲームは早急に止めて、新年度予算のあり方、今後の政策の方向性に対する議論を戦わせて欲しいと切に願います。