希望 | 天野正孝オフィシャルブログ「頑張ろう!日本!!」Powered by Ameba

希望

人は人のために生き、人によって支えられる。


こんばんは。藤枝は勢力を強めた台風15号の影響で頻繁に土砂降りの雨が降った一日でした。明日は、東海地方に急接近するとのことで、大雨警報が出ています。皆様の地域ではどうでしたか?

今日は、午前10時~議会へ。
今日は一日文教建設経済委員会所管部分を審査する決算委員会の傍聴をしていました。
合間に、委員長報告の微調整や市政報告用の一般質問資料の整理、地域要望の関係で市民協働課や建設管理課とも情報交換しました。中田・中ノ合にあるふれあい広場のトイレ設置についてと清里のバックミラーについては良い形で実現しそうです。
以下、私の一般質問の原稿を載せさせていただきます。

◎ 環境基本計画について

質問 今回の震災を受けた計画の実施において再生エネルギーとの関係をどう進めていくのか。

回答 本年3月に改定した環境基本計画は、基本目標の一つに「地球にやさしいまちづくり」の推進を掲げ、省エネルギーの取り組みを推進するとともに、太陽光などの自然エネルギーや未利用エネルギーの有効活用を市民、事業者とともに進めようとするもので、とりわけ、東日本大震災をきっかけとして、節電意識やエネルギー問題への関心が高まっているので、本市の地域特性を踏まえた、総合的な地域エネルギーの利活用のあり方を示す「藤枝市地域エネルギー推進ビジョン」の策定に着手した。この中で、新エネルギーの掘り起こしと利用拡大を図るとともに、生活を見直しエネルギーを効率的に利用する生活への転換を促し、様々なエネルギーをバランスよく安定的に利用する社会の実現に向けた方向性を示していく。

質問 前回の私の一般質問の折に、平成22年度で経済的インセンティブとしての本市補助制度の所期の役割は果たしたものと判断し廃止した、太陽光発電システム設置補助金を補正予算で再度設置したのは、「藤枝市地域エネルギー推進ビジョン」の策定に向けた改正であると判断してよろしいか伺う。

回答 今回は、東日本大震災による福島第一原発事故と浜岡原発の運転停止と市民ニーズの高まりといった情勢の変化により、国・県と協調した導入促進として復活した。しかし、太陽光エネルギーについては、本市の主要な地域
エネルギーとしてビジョンの中でも位置づけていくものと考える。

質問 そうであるとするならば、太陽光だけでなく、新エネルギーの掘り起こしと利用拡大を図る為の具体的施策をどのように考えておられるのか伺う。

回答 推進ビジョンで示す利活用の方向性により具体的な施策を決定していく。

質問 その施策の中で、行政が実施すること、市民の皆様にお願いすること、市民と行政の協働により実施していくことをどう区分けするか伺う。

回答 「市民」、「事業者」、「行政」の取り組む役割分担を明確にし、効率的、効果的に事業を実施していく。

☆ 要望事項:文言だけではない、総合的な地域エネルギーの利活用を具体例を用いて市民の皆様に積極的に公表していくことを強く求めます。
質問 地球温暖化対策やエコ対策としての「もったいない運動」と自然エネルギーの活用をどのように絡め、今後どう進めていかれるのか伺う。

回答 現在、環境基本計画の目標達成に向け、市民総ぐるみで取り組む「もったいない運動」の一環として、徹底した省エネルギーと太陽光などの自然エネルギーの積極的な活用を推進しているが、今後も太陽の光と熱、風、水などの自然の恵みをエネルギー源とした環境負荷の低い自然エネルギーの導入を促進するとともに、効率的なエネルギー使用と節電などによる省エネルギーの取り組みを強化し地球温暖化の防止と資源節約型の無駄のない社会への転換を進めていく。

質問 もったいない運動の推進の為の市自体の取り組みとして地球にやさしいライフスタイルの提案・普及啓発事業について現状どのような事業展開をしているのか伺う。

回答 地球にやさしいライフスタイルについて、誰もが簡単に取り組める内容
を示し、宣言した家族が実際にエコ生活を行う「もったいないエコファミリー
宣言事業」、 節電前年比マイナス15%を目標に、市民・市内事業所が一丸と
なって取り組む「もっと、たあーんと!エコ。」キャンペーン事業、小学生が
家庭の電気メーターをチェックし、家族で相談しながら節電に取り組む「もっ
たいない電気みっけ隊事業」、実際にエコな体験をしながら環境について学ぶ
環境啓発イベントの開催などの「環境フェスタ“もったいない”事業」、不要
なレジ袋削減に向けたマイバッグ運動、大量生産・大量消費・大量廃棄の現代社会のあり方を見直して地球にやさしいライフスタイルの定着を図ることを目的とした「マイ箸・マイボトル・マイカップ持ち歩き運動」を展開している。

質問 その提案普及啓発活動には、藤枝もったいないクラブの存在が大きいと思うが、同クラブの参加団体の促進とその拠点作りの観点で現状を捉え、今後どのように展開していくのか伺う。

回答 環境保全に取り組む企業・NPO・市民団体等で「藤枝市もったいない運動」
の推進に賛同し協力できる団体の登録推進、本市と登録団体との協働による環境イベントの開催(環境フェスタ・ビオ田んぼなど)、将来拠点づくりを行うための環境情報ネットワークの構築(本市からの環境情報、各登録団体が実施する環境活動等の情報交換)などを進めていく。

☆ 要望事項:環境基本計画は文言を並べただけのものであってはなりません。
今回の震災を経て藤枝市として具体的に同進めていくかを指し示すものであるべきです。基本計画を中心にビジョンや施策の中で、藤枝らしい基本計画に基づく事業展開と5年後の同計画の時代にマッチした進化を強く求めます。

その他質問: 市民サービス向上のための職員モチベーション確保について

以上です。

今日、被災地で知り合った子供たちが無事でいることがわかりました。
頑張っている子供たちこそ、被災地復興の大きな希望です。いろんな辛いことがあっても、是非、笑顔で進んでもらいたいと思います。そのためにも、福島復興に向けた様々な活動にこれからも積極的に参加してまいります!!

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