島田紳介さん引退 | 天野正孝オフィシャルブログ「頑張ろう!日本!!」Powered by Ameba

島田紳介さん引退



こんばんは。藤枝の今日は曇り。昨日も一昨日も雨がふったりやんだりで不順な天候で、今日も湿度があり、風は秋の気配ですが、部屋に入るとムシムシする一日でしたが・・・皆様の地域ではどうでしたか?

今日までの3日間、いろんなことがありすぎてなかなか書き込みができませんでしたが、ようやっと時間を作ることができましたので、遅くなりましたがこの3日間の活動報告をさせていただきます。

8月22日(月)
午前9時~議会へ。
文教建設経済委員会の視察報告をまとめながら、8月の委員会資料を整理しておりました。
遅まきながら、報告させていただきます。

視察先:鳥取県米子市
研修テーマ(調査項目)
●環境基本計画・環境マネジメントシステムの現況について
●下水道事業「中・長期事業計画」について 
   
①調査内容をどう評価するか
米子市は、人口14万9千人弱、可住地面積が98.66㎡と藤枝市に近い町の規模で、
島根原発からも近いところで17㎞しか離れていない中で、来年2月に環境基本計画を策定する予定です。同計画を進めると同時に、平成22年4月1日より環境マネージメントシステムを稼働させ、平成9年10月20日から開始している庁内グリーンオフィス活動を改正し新しい展開をしております。さらに、自然エネルギーについても省エネ設備と合わせた太陽光発電への補助を財政厳しい中減額しながらも継続しており、当初の設備投資を終えたとして廃止した藤枝市との認識の差を感じました。
下水道については、平成12年に発生した鳥取県西部地震での対処も参考としながら、施設や配管の長寿命化を計画し、中長期計画の見直しを5年ごと行っており、東海・東南海・南海の3連動地震を想定する中で、藤枝市も参考にすべき点が多くあると考えます。

②本市に反映できると思われる点

・省エネ設備を兼ね備えた太陽光等発電機器への補助の検討
・原発問題も含めた環境基本計画の中長期的視野にたった一定期間ごとの見直し
・下水道事業の地方公営企業法の適用

③その他(感想、意見)

米子市は、人口をはじめ藤枝市と類似した点の多い都市ですが、財政状況は厳しい中
でも積極的投資を数多く行っております。藤枝市が目的を達成したとして廃止した太陽光発電機器への補助金も、金額の適正化を図る中で、省エネ機器との併設を含め補助制度を維持していることは、藤枝市としても再考すべき事実です。原発を身近に感じる中で自然エネルギーの利用を環境政策の中でしっかりと位置づけている点については、藤枝市としても大いに学ぶべきであると思います。
また、下水道事業については、合併浄化槽等について普及員を巡回させたり、中長期的に経営の改善を見直し、公営企業化を図ってきた努力についても米子市に学ぶべきであると痛感しました。
藤枝市においても、下水道事業の健全化と積極的投資効果を求める中で、職員の配置や職員一人ひとりの経営参画意識の向上などをもっと促進していくべきであると考えます。

視察先:島根県雲南市
研修テーマ(調査項目)
●雲南ブランド化プロジェクトの進捗状況及び今後の展開についてについて
●雲南市水道事業総合整備計画について
    
①調査内容をどう評価するか
 
 雲南市は、平成16年10月に6町村が合併してできた新しい市です。人口は4万2千人弱と藤枝市に比べて少ないこと、藤枝市のようにサッカーや歴史文化といった資産のない市として誕生した時に、合併した町村同士がお互いに宝物を探しあい、地域として共用してきた幸をどうやって最大限に生かしていくかを考え、映画「うん、何」とのコラボや早稲田大学を巻き込んだ遊休公有施設の有効活用を図り、町の共感者を増やしていった経過を、藤枝も学び、これまでを振り返りながらも、積極的にその中に新しい価値を見出す人材の育成やマスコミ・大学とのコラボレーションを図るべきであると
痛感しました。その上で、食のブランド促進や市民協働の拠点作り、ウェブサイトなどによる情報発信を行うことによって、外に向っても、共感者を増やし、市自体をブランド化するための情報発信者を増やしていくべきであると学ばせていただきました。
上水道に関しては、浄水場への太陽光発電装置の設置などにより、水道事業にかかる自家電力の確保を行うなど、経費節減と環境への配慮を学ばせていただきました。

②本市に反映できると思われる点

・市民や市外の共感者を巻き込んだ市ブランド構築の手法
・有効な情報発信としての映画招致などマスコミの有効利用
・大学とのコラボレーションによる市の財産の再発見と有効利用
・学生の共感者の増加促進を図ることによる将来も住みたい街づくりの推進
・水道施設などの公共施設への自然エネルギー設備の導入

③その他(感想、意見)

 雲南市の何もないと思っても何かあるという発想、合併した町村同士がお互いの魅力を再認識する仕掛けを行政が作り、市民協働事業に展開していく手法を、藤枝市としても是非学び身に着けていくべきだと思います。藤枝市も、岡部町との合併を経験した経験を活かし、旧岡部町の皆様に藤枝の魅力を、旧藤枝市の皆様に岡部の魅力を探すきっかけ作りを、これまでの活動を総括する中で、是非早々に仕掛けてもらいたいと思います。特に、高校生や大学生を巻き込んだ市民協働の構築を考えるべき時ではないでしょうか。幸い、藤枝市には、C級グルメや商店街を中心とした市の活性化事業をこれまでやってきていること、サッカーや旧東海道を中心とした歴史文化遺産が多く存在しています。こうしたこれまでの点で行っていた諸事業を藤枝ブランドの名の下に統括し、進めていくべきだと今回の雲南市の視察によって鮮明に感じました。

視察先:鳥取県境港市
研修テーマ(調査項目)● 観光施策について

①調査内容をどう評価するか

 境港市は、人口3万5千人強の港町で、漫画家 水木しげる氏の故郷です。蟹の水揚げ高が全国一位、韓国東海との定期船が運航している古くからの対岸貿易の港町でもあります。平成元年に緑と文化の街づくりを目指す中で、町の特色を探し、水木氏の妖怪オブジェを配置した構想が発案され、商店街にかなり抵抗のある中、平成4年度に、同氏の協力を得て、妖怪のブロンズ像の歩道配置による水木しげるロードをJR駅から商店街まで600mに渡ってコミュニテイロードとして設置し、平成19年度以降140万人を超える観光客を集客し、商店街の活性化に寄与しています。藤枝市でも、岡部で妖怪道五十三次というイベントを開催したところでしたので、その原点を視察することによって、旧東海道に点在する商店街の再活性化のきっかけ作りと観光協会を中心とした市民協働のあり方について学ばせていただきました。

②本市に反映できると思われる点

・モニュメントを利用したコミュニテイ作り
・他にない街づくりを模索することによる商店街の魅力の再発見
・商店街再活性化のためのマスコミの利用
・市民ボランテイアを集める為の魅力あるイベント
・コミュニテイの地場産品への集客誘導

③その他(感想、意見)

 昨年のNHKドラマ「ゲゲゲの女房」による300万人を超える集客を除いても年間140万人を超える観光客の集客による商店街の変化を含む再活性化は見事の一言に尽きます。特にコミュニテイロードの存在が、商店街に多くの元気をもたらしている実態を間じかに見れたことが、今回の大きな成果だったと思います。その勢いを10年以上保ち続ける為のイベントや事業運営のあり方も大いに参考になりました。惜しむらくは、宿泊という、一番集金能力のある事業がまだないことですが、それも検討され、いずれ整備されると思います。また、商店街再活性だけでなく、地場産品である海産物販売への誘導も図られている点についても勉強させていただきました。
藤枝市の商店街も今までの発想からの転換が図られている今、境港のように思い切った発想の転換も早急に検討すべきだと考えます。その要素の中に、これまで藤枝で作られてきたスイーツやC級グルメ、名産品販売や宿泊施設への導線も含んでいくべきだとも思いました。

以上です。

午後は、会派で決算委員会に向けた検討会をしていました。

8月23日(火)
午前9時~事務所へ。
パソコン更新の為、業者の方と情報交換。
午前10時30分~議会へ。
午後4時まで、委員会次回視察先の選定、9月議会の現地審査先の選定を行っておりました。
午後7時~藤枝環境管理センターの運営会議に出席。

8月24日(水)
午前8時30分~議会へ。
午前9時~全員協議会。
9月議会の予定等について報告がありました。
午前10時30分~午後4時40分まで議案説明会がありました。明日も引き続き議案説明会が行われます。

昨夜、島田紳介さんが突然引退されました。
理由は、暴力団関係者との交際とのこと。
テレビに出ている以上、華やかなようで、その実、厳しい世間の目にさらされていることを知らされました。それにしても引退とは・・・残念です。

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