威風堂々2 | 天野正孝オフィシャルブログ「頑張ろう!日本!!」Powered by Ameba

威風堂々2

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こんばんは。会派の視察から帰ってきました。この2日間の視察内容の概要を報告いたします。

1月25日(火)刈谷知立環境組合 クリーンセンターを視察
ここは、刈谷市と知立市で作る広域組合でゴミ処理を行っているところです。
区域内人口は21万6千人強、60人の職員で事業を行っております。
処理能力は、一日97トンの炉が3基、焼却時の蒸気で平成21年度実績で6005万KWの発電をする施設と余熱を更に利用した温水プールも併設され、グランドも完備して地元住民の憩いの場となっておりました。
建設費は125億円で平成21年4月から稼動しており、平成22年度の予算は18億8800万円強とのことでした。炉の形式はストーカー式で、一日20トン処理の灰溶融炉設備も備えられておりました。
何よりも住宅地に隣接しているが住民からの建設時の苦情や要望がなかったとの説明には驚きました。
この背景には地元との協定よりも厳しい環境基準を守っている姿勢が地元に受け入れられていると感じました。
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1月26日(水)名古屋市鳴海工場を視察
ここはPFI方式(民間に建設と経営を任せる手法)で運営されている清掃工場で、8社の民間企業が共同出資して創立した㈱鳴海クリーンシステムによって運営されております。
平成17年3月から建設設計が始まり平成21年6月まで4年間にわたって建設され、21年7月1日から稼動された工場です。
施設規模は、1日265トンの修理能力の炉が2基、処理方法はガス化溶融炉。施設の2階部分には地元地区へ開放されたスペースもあり、地元とのコミュニケーションもしっかり取れている様子でした。
ガス化溶融方式とゴミの分別収集によって残る灰の量もかなり抑えられ、発生するスラグ(金属を除いた灰の残り。砂状になっている。)も民間企業ならでは営業力によってすべて売却処分されているとのことでした。

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両施設とも地元地域とのコミュニケーションに努力されている点で、地元にも「迷惑施設ではない」評価を受けている点で今後の参考にさせていただくことが沢山ありました。是非、志太地域にも生かしていけるよう頑張ってまいります。

最近議員として何を目的とし何をなすべきかを考えて行動すべきであると痛切に感じる事が多々あります。議員は人気取りの仕事ではなく、自治会・町内会の黒子であり、市民の皆様の生活の改善のための黒子であるべきだと強く思います。それさえあれば、日々の活動も威風堂々と進めるべきです。逆に目的のない選挙のみの政治はないということも市民の皆様にはご理解いただきたいと思います。
若さは年齢ではなく、目的性であると強く主張いたします。併せて最近また苦情電話の多い、今回県議出馬表明した市議の評価は、皆様にお任せいたします。