ラジカセの修理 | かっぱのひとりごと

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日々の思いをつぶやいています。

デイケアのラジカセ、電源が入ったり入らなかったりで、電源ボタンをぐりぐり押すもんだから、ボタンがぐらぐら。

「修理させてっ」って許可をもらって持って帰ってきました。

 

電源コードを挿したり抜いたりすると治る。というので、てっきり電源コネクタの半田クラックか?と思ってたんだけど、原因はコンデンサ不良でした。

 

整流回路のコンデンサが膨らんでてわかりやすい。

容量は表示は 2200μF だけど、920μF しかなかった。(自作のLCメーターでの測定なので誤差は大きいと思うけど)

 

 

AC10V を整流平滑化。

ものは 25V 2200μF なんだけど、手持ちにないので

25V 1000μF x 2 で代用。2個とも立てるとCDドライブに当たるので、ちょっと変則的な格好になった。

 

 

たぶんこれで問題ないと思うけど、裏に 470μF も追加しておいた。

 

電源ボタンは、ヒンジがぽっきり。

0.4mm のポリカの板でヒンジを作成。ぐりぐりし過ぎなければ大丈夫にしたつもり。

 

あと、ときどきCDの音が飛ぶ(止まる)。

原因はレーザー出力の低下か摺動部のグリスの劣化かと思ったので、ちょこっとだけグリスアップしておいた。

もしかしたら、電源の修理だけで治ってるかもしれない。

 

 

今、市販の CD と CD-ROM で2時間ほど鳴らしているけれど、一瞬読み込みが怪しかったのが一回だけあった。

また、飛ぶようになったら、レーザーダイオード近くの半固定抵抗をちょこっといじってみよう。

 

<追記>

 

一時間に一回くらいつまずくので半固定抵抗を少しまわしました。

今のところ数時間は問題なく動いています。