『見てる、知ってる、考えてる』を読んだ | かっぱのひとりごと

かっぱのひとりごと

日々の思いをつぶやいています。

『見てる、知ってる、考えてる』
 著者:中島芭旺
を読んだ。

ネットでつぶやく言葉が「深すぎる…」と話題沸騰!
10歳の男の子が書いた自己啓発本!

らしい。

 

「深すぎる…」とは思わないが、間違ったことは書いていないと思う。
でも、俺が10歳の時には考えなかったことばかり。
このころ俺は、外で暗くなるまで走り回って遊んでいた。

 

10歳でこれだけの文章を綴り、出版社に売り込む行動力はすごい。
だけど・・・
この年で、『生きる意味を考える』必要に駆られていたんだ
と思うと不憫でならない。

 

すべての言葉が、『自分が生きていていい』理由、
自分に言い聞かせていなければ生きていけない
自分を言葉で説得していなければならない状況。

 

頭のいい子なんだろうな、と思うけど
この子が置かれた状況がどんなものであったか。
杞憂であることを願いたい。