「同性愛者」は、多かれ少なかれ、「二重生活」をしている場合が多い。 

ふだん、新しい人と知り合ったときに、多くの人は、知り合った相手のことを、「この人は、異性愛者だろうか、同性愛者だろうか」というふうには(中立的に)考えず、自動的に「異性愛者」だということに決めつけてしまう。 
(世の中の、50人に一人ぐらいは、「同性愛者」であるにもかかわらず。) 
ので、「同性愛者」の側から、自分が「同性愛者」だと(そこそこのエネルギーを使いつつ)相手にカムアウトしない限りは、「異性愛者」だということにされて、話が進められてしまう。 

んで、多くの「同性愛者」たちは、自分が「同性愛者」であるというふうに、カムアウトするエネルギーを費やすことも大変なので、特に(周囲の者達が勝手に抱く)「誤解」を訂正することもなく、ふだん、「周囲の者達」の中では、異性愛者の顔をして暮らしている場合が多い。 

しかし、もちろん同時に、同性と恋愛したり・セックスしたり、同性の相方と共に生きていきたい、というニーズを持っているので  
=同性愛者として生きるニーズがあるので、 
「異性愛者の顔をして生活する部分」と、「同性愛者の生活」との、「二重生活」を送ることになる場合が多い。 

ちなみに、私の場合は、メインで勤める職場がゲイであることをオープンにできる職場であり、また、プライベートで会う人々も「セクマイ当事者」かあるいは私がゲイであることを知っている人々が殆どなので、ここ5年間ぐらい、ゲイであることでの「二重生活」は、していない感じになっている。 

ゲイであることでの「二重生活」はなくなっている最近ではあるが、その後、「スピリチュアル」なことでの、二重生活が生じ始めている(苦笑)。 

職場の同僚等は、「スピリチュアル」なことに、開かれてなさそうである。というよりも、「偏見」を持っている人々が多い。 
なので、例えば、「この間、バシャールが、UFO宣言っていう話をしててさあ」なんていう話題を、とても、気軽に持ちかけられる感じではない (^^; 
(→統合失調症を発症したのか、などと思われるかも) 

なので、最近の私は、スピリチュアルな話題をする場と、そうではない場とを、分けている現状である。(スピリチュアルなことに接するニーズは強くあるので、そうせざるを得ない。) 
ブログも、こちらのブログ(スピリチュアルなことを書くブログ)と、これまで使っているブログとを、分けている現状である(最近、こっちのスピリチュアルなブログのほうばかり書き込んでるけど)。 

というわけで、ゲイであることでの二重生活が減ったと思ったら、こんどは、スピリチュアルなことで、二重生活をするようになってきている今日この頃。 

スピリチュアルなことも、もっとカムアウトしていきたいですね~ (^^)