洋服や靴のリペア、リメイク その13 |  

 

   

ジョージコックスです。

いわゆるラバーソールも持っていますが、今回はちょっと変わり種なやつを。
いわゆるパンクス的ラバーソールを今履くのはちょっと照れますが、これはぶ厚くないクレープソールでパンク感があまりないので、いつでも履けます。


まず劣化してベタベタになったクレープソールをどうにかしようと、重曹のお風呂に。



手前がジョージコックス。

2足仲良く半身浴。


一晩放置し風呂から出して、ブラシでひたすらゴシゴシ。

汚れはそれなりに落ちたけど、まだまだベタベタする。

どうしようかと考えつつ、ひとまずくたびれたスェードをFAMCOのスェードカラーで塗ってみたりしてお茶を濁す。



さあどうしよう。

上からSHOE GOOを塗ってみる。

ベタベタはしないけど、もはやクレープソールの良さは何もない。


そういえばこれ一応ジョージコックスだし、グッドイヤーウエルト製法だし、オールソール交換できるんじゃないの?もうプロに任せよう!という考えに、やっとのことでたどり着く。

でも普段修理に出してるトラディショナルなところに出すのは、ちょっと気が引ける、というか、ジョージコックス?何それ?っていうかジョージコックスでもこんなの見たことないし、、、みたいな扱いされたらイヤ。

というわけで調べてみたら、ジョージコックスのラバーソールをガンガン修理しているところがありました!しかも三茶に。


リペアショップセピア 三軒茶屋店




ホントにフツーの、カギの〇〇みたいな店舗なんだけど、HPに「ジョージコックスのラバーソールはJHONSONSが別注したという説と、ROBOTが別注したという説があります。」なんて書かれた日には、よし!ここだ!!と。


見てもらうと、ウエルトがイカれてて、ちゃんとやるとすごく高価になると言われました。でもよくよく聞くと、高い金出して完璧にしなくても、うまいこと安くやるので、試してみてはどうかという話でした。具合が悪けりゃやり直すから持ってきて、と。(親切な口調で。笑)


高い金出してオールソール交換したのに、革がその仕様に耐えられず、すぐに履けなくなった苦い経験があるアタクシには、とてもありがたい提案でした。





バッチリ!

修理にそこそこお時間くださいと言われた割には早かったし。


やっぱりプロに仕事してもらうのは良いですね。

プロに気持ちよく仕事をしてもらえるように、色々と気を付けてお願いしたいものです。