今回は人と人の関係性が色濃く表現された回。
その中でも一番大きく描かれていたのが子と親。
まずは、榊原先生と父親。
しこりは残ったまま。ずっと消えないかもしれない。
でも今は分からなくても、いつか
『お父さんが生きててよかった』って
思う日が来ると思う。
いや、すでにそう思い始めてるのかも。
あんな性格だから表に出さないだけで。
次に、壮大(副院長)と父親。
100点以外は価値がないと切り捨てた父親に対し
今もなお許せない壮大。
沖田の親はあんなに褒めてくれたのに・・・ね。
98点を心の底から褒めてくれさえすれば、
壮大の人生は違ったものになってたんだろうな。
3つ目は、沖田先生と父親。
この2人のシーン、なーんかいいんだよね〜♪
男同士、口数は少ないし、
何かあれば嫌味ばっかり言ってるけど、
心はしっかり繋がってるってのがよく分かる。
食事のシーンは2人の間にカウンターという壁はあるけど、
互いが互いを思いやる気持ちはピカイチ。
最後は、深冬と父親(院長)。
院長の娘、副院長の妻としてもがいていた深冬が
1人の医者として決意を新たにしたこれまでのストーリーとリンクして、
純粋に娘として父親に頼れたらどんなに楽か。
病気なの、不安なの、助けてほしいのって
父親に思いをぶつけることが出来たら
どんなに救われるか。
それと同時に壮大がもっと頼りがいのある人だったら、
深冬は娘に対して怒りをぶつけることもなかっただろうに。
『どうして壮大は逃げるの?どうして?どうして?』
って何度も思ってしまったよ。
沖田先生と深冬のシーン、美しかった・・・。
この2人が再び愛し合うことなんてないだろうし、
そんなのは許されないんだけど、
抱き合ってる2人がとても愛おしくてねぇ・・・。
(壮大と別れちゃえよ!沖田とくっついちゃえよ!って思ってしまったw)
沖田先生と深冬が結婚していたら
深冬の人生はどうなっていただろうかと
たかがドラマなのに真剣に考えちゃった。
『俺だってやれば、限界を超えられるんです。次は沖田先生の番です。深冬先生のこと、よろしくお願いします』
井川先生のこの言葉、
沖田先生にしっかり届いたよ。救われたよ。
壮大、とうとう1人になっちゃったね。
友達(羽村先生)には見放され、
浮気相手からも終わりを告げられ、
奥さんは沖田先生に泣きつき・・・。
(そもそも院長はアンチ壮大だし)
身から出たサビってこういうことを言うんだろな。
ぶっちゃけ『ざまぁみろ』って思っちゃったけど(笑)