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ほんだながわり

「読んだり、観たり、行ったり」だけは、何だかやりっぱなしじゃいけないような気がしたもので…。

足利尊氏・直義兄弟の一生を描いたエンタメ歴史小説。普段読まないジャンルなので、どこまでが一般的でどこからそうでないのかの判断ができないのだけれど、読み応え十分で読後感も満足いっぱい。太平記ファンがどう思うかはちょっと気になるけれど。ちなみに直木賞受賞作。

 

谷口ジローさんの名前をヨーロッパに知らしめたと言われる名作の愛蔵版。装丁がいい。読めたら一緒という人もいるかもしれないが、いいものはいいのだ。そしてとにかく歩きに出かけたくなる。やっぱり歩くのはいい。

 

 

売れっ子BL作家で、最近は直木賞も受賞された一穂ミチさんによる愛の物語。想像するのもちょっと難しい、自分とは結構離れた距離のところにある感受性とか感性の話だと思うのだけれど、とても丁寧に描かれていたおかげで、わからないなりに思いを巡らすことができ、なかなか良い読書体験だったと思う。

 

 

高瀬隼子さんの新作。ハゲがパンデミックを起こす世界という設定が、最初は少し狙いすぎじゃないの? と思ったけれど、いやいやどうして、しっかり読み応えのある物語になってて感服。時折、顔をのぞかせる、ざらつきやもやもやも癖になりそう。ちなみに、出版社はU-NEXTなのだそう。