世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか | ほんだながわり

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「読んだり、観たり、行ったり」だけは、何だかやりっぱなしじゃいけないような気がしたもので…。

新実存主義などの著書で知られるドイツの若き(もうそんなでもないかも…)哲学者、マルクス・ガブリエルによる語り下ろし。「日本の読者のための…」と銘打っているだけあって、分かりやすくスイスイと読めるのだけれど、分かりやすいのと理解できるはイコールじゃないので、割とこんがらがってしまったかも。4年前の本だけれど、ドナルド・トランプとボリス・ジョンソンへの評価がなかなか興味深かった。