おどろきの中国 | ほんだながわり

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「読んだり、観たり、行ったり」だけは、何だかやりっぱなしじゃいけないような気がしたもので…。

橋爪大三郎、大澤真幸、宮台真司という3人の社会学者たちによる、ユニークな中国論。
あとがきで、この3人の共通点が小室直樹の門下生であることをはじめて知った。
まあ、内容が正しい正しくないという話はいったん置いといて、みんな言葉巧みな人たちだから、知的好奇心を満足させてくれる一冊であることは間違いない。
それに第四部の、今後、世界は、中国が覇権を握らないように、よってたかって(インドや中東なんかも担ぎだして)下り坂のアメリカにテコ入れするなんて話は、けっこう説得力もあり、もちろんこれを読んで中国をわかった気になるのはどうかと思うけれど、安倍さんのブレーンとかが読んだらいったいどんな感想を持つのだろうとちょっと興味がわいた。

おどろきの中国 (講談社現代新書)/講談社

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