ブログネタ:引越しの思い出 参加中本文はここから
もう13年も前のことになる。
今の亭主・・・って言ったら変か^^と、同棲を始めた新築のアパート。
そこは本来私が一人住まいをするために借りた2DKの部屋。
酷い裏切りを受けて結婚に失敗、離婚してやり直すために借りた自分のお城。
そこに転がり込んできた(笑)犬みたいに人懐こい一回り年上の男が今の主人。
共同事業の仕事の相方が重病で倒れてろくに仕事も出来ず食べるのに困った主人は、一人傷心のオンナの元に都合よく飛び込んで来た訳だ。
主人もまた結婚に失敗し、傷んでいた。
お互い寂しさを埋めるように身を寄せ合った青い時期。
腕のいい職人だから稼げるはず、でもたまたまその時はお金が無い得体のしれない男。
引っ越しも徐々に物が増えていった。帰るといきなりおトイレがウォシュレットになっていたり。私の知らない彼の仕事仲間が勝手に入り込んで、エアコンを取り付けていて驚いたり。
なんだか新鮮だった。
今でも忘れられないのは、初めて家に照明を取り付けたとき。
彼に肩車して、二人で選び買ってきたばかりの電球の傘を天井のコンセントに差し込んだ。
当たり前なんだけど、電気がついて「わぁ~い^^」と手を叩いて喜んだ。
その光景がいつも脳裏に浮かぶ。
私の人生の中で幸せいっぱいだったころ、喧嘩も多かったけどいつも一緒だった。
あれからもう13年、彼はもう傍にいないけど、代わりに幼い息子が傍に居る。
彼は親にはなれなかった。ずっと寂しいままの子供だった。私は彼のお母さん役をやめて、本当の子供のお母さんになることを選んだ。
切ない思い出だけど、引っ越しというと肩車してぐらぐらしながら右だ左だいいながら取り付けた照明のことが一番に思い出される。
楽しい思い出、愛では無かったけど傍に誰かいることが確かに幸せだと思えた若い時期でした。