・大好きなシリーズ。リストラ代行業って言うんでしょうか、「辞めさせたい社員を辞めさせるための面接」という非常に気まずい作業を代行する主人公・村上真介クンを語り部とする物語です。しばらくぶりに読んだので、1~3の話もおぼろげだけれど、妙に涙腺を刺激するよい作品群ということでオススメできます。
・で、出てくる架空の会社名が、航空会社・AJAとか、山三証券とか、楽器メーカー・HAYAMAとか、外食産業ハイラークグループの「ベニーズ」とかで、これでは想像を絶する愚か者でも元ネタが類推できる(笑)。それでもおそらく確たるクレームもなく発刊できるあたりは、それぞれの会社をきちんとリスペクトしている構成だからだろうと思う。
・4部構成のうち、表題の「勝ち逃げの女王」は名前的にはインパクトがありますが、面白いのは他の3作。「君たちに明日はない」シリーズに足を突っ込んだのであれば、読んでおくべき不可避なエピソードが本作にはあります。だからボクは「ノー・エクスキューズ」が一番好きだ。
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