・iPhoneのアプリで「今昔散歩」というのがありまして、コレで江戸の古地図が見られます。コレの優れている所は明治の地図と現代の地図と照応できることなのです(しかも無料)。いつかコレの古地図を見ながら江戸の時代小説を読みたいな~と思ってたんですが、やっとそんな動機で手にとった本作です。
・ま、手に取るなら宮部みゆきか山本一力かと思ってたんですが(深川話が読みたいから)、題名からして全く話の内容が類推できない本作を選んだのは全くの勘に他なりません。・・・・・大成功。「欅しぐれ」や「あかね空」と並ぶ傑作の一つに挙げてもヨイのではないでしょうか。
・一力作品を読んでおられる方は重々承知かと思いますが、登場するのはお約束。どっしり構えた頼りんなるボス(目で語る)、ボスと共に男気に生きる手下、怜悧で抜け目の無い敵、お大尽、ざっかけない深川衆、そば屋、卵かけご飯(笑)。江戸っていい街だったんだなとフィクションでも思っちゃう。
- いかずち切り/山本 一力
- ¥1,680
- Amazon.co.jp









