・怖くない貴志作品のシリーズ第2作。防犯探偵と弁護士のコンビは「硝子のハンマー」でも楽しませてくれたので期待して手に取りました。短編集ですが、着眼点が思いもよらぬ所にあり楽しませてくれます。古民家はいいとして、毒蜘蛛に将棋にワンちゃんと多岐に渡ったモチーフ。やはりなかなかの作家さんです。
・防犯コンサルタント?鍵屋?探偵?の榎本クンですが、彼の奇々怪々なんだか理路整然なんだか大胆不敵なんだか分からない言動も大いに堪能しました。彼に振り回されながら事件を解決に導いていく「語り部」の弁護士・純子チャンのキャラもしっかり強化されてます。
・密室トリックということにはあまり拘泥しなくていいと思いますが、ちゃんとその命題をクリアしながらお話が展開されています。第3作目のあるようですね。楽しみです。
- 狐火の家 (角川文庫)/貴志 祐介

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