・大作です。読むのに1週間もかかってしまった。science fictionにボクは造詣が薄いせいか、読んでいて「意味が分からん」と困惑してしまうコトが多いのですが、本作は丁寧で分かりやすい筆致。想像力のベースは「スター・ウォーズ」と「バックトゥザフューチャー」で何とかなりました。
・作家サンの名前でピンときた方は「天地明察」を読んでらっしゃいますね。時代小説とSF、明らかなジャンルの相違と思ったら意外にも骨太な共通点が。・・これは数学の小説です。確率論(というか分析的ギャンブル)で中間200ページあまりの長さを連綿と読ませます。心地よく。コレがボクの5つ星の理由です。キャラも魅力的でした。
・「天地明察」よりこちらの作品の方が早いんですね。ん、これでこの作家サンは「読むに足る」作家というハンコを押しました。分かりにくい題名であれ、真っ黒な装丁であれ、分厚い作品であれ、次の作品もきっと手に取りますよ。
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